「ミディアム」再び番組終了の危機へ

CBSネットワークで放送中の人気海外ドラマ「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」シーズン7のエピソード数が大幅にカットされ、番組終了の危機に面していることが明らかになった。

米Varietyによると、CBSは当初全22話で構成予定だった「ミディアム」シーズン7のエピソード数を9話減らし、全13話にすると決定。先日放送されたエピソードの視聴者数は650万人、18-49歳の年齢層の視聴率は1.4という結果だったことから大幅カットに踏み切ったと見られる。

CBSは、今秋スタートした新作ドラマ「Mike and Molly」、「The Defenders」、「$#*! My Dad Says」、「Blue Bloods」、リメイク版「ハワイ5-0」の全てをフルシーズンで放送すると発表したばかり。また、2011年の年明けから「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のスピンオフ「Criminal Minds: Suspect Behavior」、「プリズン・ブレイク」のブレット・ラトナーが手がける「Chaos」が新たにスタートする予定になっており、「ミディアム」の放送枠はこれら新番組に譲られることになる。

2005年にNBCネットワークで放送開始した「ミディアム」は、視聴率低迷を理由に2009年に放送終了が決定。シーズン6からは放映権を受け継いだCBSで放送されている。しかし、今回エピソード数が大幅にカットされたことから番組終了するのではないかと見られている。
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