「オースティン・パワーズ」新作映画&ミュージカルで復活

マイク・マイヤーズ製作・脚本・主演で大ヒットした映画「オースティン・パワーズ」のミュージカルが製作されることが明らかとなった。

米Hollywood Reporterによると、マイクはミュージカルのために映画シリーズのプリクエル(前日譚)となるストーリーを書く予定。1960年代のロンドンを舞台に、主人公オースティン・パワーズがどのようにパワーの源“モジョ”を手に入れたのか、その経緯について描いたものになるとのこと。音楽は、バート・バカラックとエルヴィス・コステロの歌をフィーチャーするという。

プロデューサーを務めるのは、「バンド・オブ・ブラザース」「エンジェルス・イン・アメリカ」のコリン・カレンダーと、そのパートナーであるソニア・フリードマン。演出は、今年のトニー賞最優秀ミュージカルに選ばれた「Book of Mormon」をトレイ・パーカーと共に手がけたケイシー・ニコローが担当する。なお、このミュージカルにマイク自身は出演しないと伝えられている。

現在、「オースティン・パワーズ」シリーズについては、新作映画の企画も進行中。「オースティン・パワーズ」(1997)、「オースティン・パワーズ:デラックス」(1999)、「オースティン・パワーズ　ゴールドメンバー」(2002)に続く、シリーズ第4作が製作される予定だが、まだ脚本執筆の段階に至っていないらしい。

10年ぶりにミュージカルと映画でよみがえる「オースティン・パワーズ」が、どのような作品となって帰ってくるのか?　続報を待ちたい。