アーノルド・シュワルツェネッガー、自身が主演した映画「コナン・ザ・グレート」リブート作品制作へ

元カリフォルニア州知事で人気俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(65)が、自身が主演した映画「コナン・ザ・グレート」のリブート作品制作を考えていることが明らかになった。

映画「コナン・ザ・グレート」(1982)は、米SF作家ロバート・E・ハワードの小説「英雄コナン」シリーズが原作のアメリカ映画。俳優としてはまだ無名だったシュワルツェネッガーの名を世界的に知らしめた作品で、両親を殺され奴隷の身となった少年コナンが、たくましく成長し宿敵に復讐をするという内容。1984年にはシリーズ第2作にあたる「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」も制作された。

米Deadlineによると、シュワルツェネッガーは「コナン」シリーズを一新するリブート案に乗り気で、現在米ユニバーサル・ピクチャーズとともに制作へ向けて話しあいを行っている。タイトルは「The Legend of Conan(原題)」になる予定だという。

「コナン」シリーズについてシュワルツェネッガーは「コナンは大好きなキャラクターなんだ。ぜひもう一度コナンを演じたいと思ってる」と意欲的なコメントをしている。

本作のほかにも今年4月には複数の米芸能メディアが、シュワルツェネッガーとダニー・デヴィートが主演し大ヒットしたコメディ「ツインズ」の続編映画の制作が企画されていると報道。2人に加えてエディ・マーフィがキャスティングされるのではと噂されている。

またシュワルツェネッガーは10月20日より全国にて公開中の映画「エクスペンダブルズ2」にも出演。シルベスター・スタローン、ブルース・ウィリスら豪華俳優陣らと共演している。

カリフォルニア州知事を辞職し、隠し子騒動や家庭問題など全てを暴露する自伝本「Total Recall(原題)」を出版したばかりのシュワルツェネッガー。65歳にして、ますます精力的に俳優業に挑む姿を見て勇気づけられたファンも多いことだろう。