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ジョニー・デップ来日&豪華会見! 共演のアーミー・ハマーにハズカシイ撮影秘話を暴露され赤面も

2013年7月17日
ジョニー・デップ(左)、アーミー・ハマー(右)ジョニー・デップ(左)、アーミー・ハマー(右)
この夏公開される注目作「ローン・レンジャー」PRのため、主演を務めた俳優アーミー・ハマー(26)、ジョニー・デップ(50)が来日。7月17日、都内某所で記者会見を敢行した。

映画「ローン・レンジャー」は、死の淵からよみがえった黒いマスクのヒーロー“ローン・レンジャー”(アーミー・ハマー)と、スピリチュアルな力を持ち、復讐に燃える悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)が、奇妙な友情を築きながら、世界を救うために派手なアクションを繰り広げる映画。アメリカでは1933年にラジオドラマとして放送を開始し、コミック、映画、テレビドラマとして人気を博したおなじみの作品でもある。

製作:ジェリー・ブラッカイマー、監督:ゴア・ヴァービンスキー、俳優:ジョニー・デップという「パイレーツ・オブ・カリビアン」三部作のゴールデントリオが顔をそろえ、そこに新星アーミー・ハマーをくわえた最強の布陣で挑む、この夏ピカイチの期待作だ。今回はアーミー、ジョニーに加え、に加え、製作ジェリー・ブラッカイマー(67)と監督ゴア・ヴァービンスキー(49)も来日。豪華な会見となった。


ジョニー・デップ(上段左)、アーミー・ハマー(同右)
ゴア・ヴァービンスキー(下段左)、ジェリー・ブラッカイマー(同右)ジョニー・デップ(上段左)、アーミー・ハマー(同右)
ゴア・ヴァービンスキー(下段左)、ジェリー・ブラッカイマー(同右)



お馴染みのハットとサングラス姿で、1年2か月ぶりに日本を訪れたジョニーは、「また呼んでくれてうれしい。いつも時間がなさすぎるんだけど、いつかは時間をしっかりとって訪れたい」と多忙ながらも日本にこられた喜びを示しながらも、会見場に用意された“ローン・レンジャーとトント”のマスコット人形が気になって仕方ない様子。隣のアーミーと人形を用いて手遊びしながら笑い合うなど、劇中さながらの仲の良さと、子どもっぽい一面を見せていた。

また、今年5月以来、二度目の来日になるアーミーは、「コンニチハ、ドウモアリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶。緊張のためか、マイクを使わないまま「ラブ・ジャパン!」と来日への興奮ぶりをアピールした。


肝心の映画に関してジェリー・ブラッカイマーは、大作のタイトルロールに新鋭アーミー・ハマーを起用した経緯を「『ソーシャル・ネットワーク』(2010)で双子をひとりで見事に演じていたことに、感銘を受けたんだ。彼はハンサムで、背も高いし、“ローン・レンジャー”を演じるのに必要なことを、すべて兼ね備えているよ」とベタ褒め。

これを受けてアーミーは、「最高に楽しい体験だったよ。世界一才能豊かな人たちと目いっぱい楽しんで仕事をできたことが、本当に光栄なことだ」とビッグネームと肩を並べる感動を語った。

さらにアーミーは、ジョニーとの共演について尋ねられると「多くのことまで学んだけれど、彼は本当に細かいところまで観察しているんだ」と、撮影現場での大先輩の様子から学んだことを話してくれた。

「スタッフひとりひとりの名前や、彼らが何をしているか、それが映画全体にどう影響を及ぼすのか。監督がカメラのレンズを変えたら、どうしたらいいのか完璧に把握している。自分も気を引き締めて、作品に活かそうと思ったよ」

しかしジョニーの教えは撮影現場での振る舞いのみにとどまらず、生活に即した部分にまで及んだようだ。

「たとえば太陽を直接見たら目がつぶれるとか、トイレに行ったら後ろから前ではななく、前から後ろに拭くんだよ、とかね」と笑いを誘ったアーミー。このエピソードを暴露されたジョニーは、「そのときは生のウナギを食べて、いろいろ深い瞑想にふけっていた時期なんだ」と釈明。「オムツも一緒だったね」とスターらしからぬ裏話で会場を沸かせた。


オチャメなジョニーだが、俳優としてキャプテン・ジャック(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)やマッド・ハッター(「アリス・イン・ワンダーランド」)など一風変わった役柄を数多く演じることに対して尋ねられると、「アウトサイダーに惹かれるんだ」と真面目に回答。トントの役作りには、個性的な外見が一役買ったことを明かす。

「原住民という役を演じるにあたり、今までにないことをできるチャンスだと思った。トントは作り上げていくのに、とても楽しいキャラクターだったよ」
「ある原住民の絵画を見たら、頭に鳥を乗せていて、それが彼の一部になっていたんだ。これまでのイメージを覆すものだったんだけど、これは彼の“スピリット・ガイド”(魂の案内人)のようで、それでトントの頭にも鳥を乗せることを思いついたんだ」

「みんなにもぜひやってみてほしいね」と鳥のヘアアクセサリー(?)を薦めるジョニーに先回りして、この日の会場には数人トントのコスプレをした記者が駆け付けたことにも、「遠くから見ることってなかったから、うれしいね」とご満悦な様子だった。

また、トント役を演じたことを「とても幸運だった」と述べ、ヴァービンスキー監督と製作のジェリーに対して感謝を表明。「彼らはぼくと同じくらい頭がおかしいからね」と信頼関係があるからこその発言も。

「アーミーが言っていた“こんなことやってて、お金までもらえるんだよ”という言葉の通り、演じていて楽しいキャラクターだった。突拍子もないことを言ったりやったりするので、本当に楽しかったよ」


また、お気に入りのシーンは?という質問がぶつけられると、ふたりとも「答えられない!」と“おもしろすぎる”映画をPR。

「ぼくが映画を観ると、もう言葉に言い表せない体験がよみがえって、撮影を思い出しちゃうんだ。この日は40度を超える気温で暑かったなぁとか、ここでキャンプをして楽しかったなぁって風に。お気に入りのシーンを選べって言われても選べないんだよ。トゥー・ファン!(おもしろすぎ!)」(アーミー)

「アーミーが言った通り、お気に入りのシーンは選べないんだけど、逆なら言えるよ。すごい速さで走る馬から落っこちたシーンだ。なかなかできない貴重な体験をしたからいいんだけどね」
「ゴアやジェリーとまた一緒に映画作りができるということが素晴らしいことで、それがこの映画に参加した理由でもあるんだけれど、もっとも大切なことは“ローン・レンジャーとトント”の関係だ。アーミーともすごく仲良くなれた。笑いが止まらないような楽しい時間を過ごせたよ」(ジョニー)


ジョニー・デップジョニー・デップ



ゴア・ヴァービンスキー監督は、アメリカでは長い歴史を持つ「ローン・レンジャー」が持つメッセージを質問され、「いろいろなレベルで楽しめる映画だ」と、娯楽作としての一面とともに、深い意味を持つ映画であることを説明。

「友だちとポップコーンを食べるような見方でもいい。きっとみんな、白馬に乗ったヒーローが世界を正してくれるよう望んでいるけど、われわれの社会では、なぜ“正義のヒーロー”がマスクをかぶって顔を隠さなくてはならないのかという問いかけもあるんだ」


「ローン・レンジャー」は全国で8月2日から公開される。



■ ストーリー

少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として、トントと共に巨悪に立ち向かう。最後に世界を救うのは正義か? 復讐か?


■ 公開情報

「ローン・レンジャー」
8月2日(金)全国公開

製作:ジェリー・ブラッカイマー/ゴア・ヴァービンスキー
監督:ゴア・ヴァービンスキー 
出演:ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター  
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 

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