Vol.107 19歳でディズニーチャンネルの仲間入り!「スイート・ライフ」「HSM」「:フィニアスとファーブ」のアシュレイ・ティスデイル

昨年8月、ミュージシャン、クリストファー・フレンチと電撃婚約し世間を驚かせたアシュレイ・ティスデイル。「ハイスクール・ミュージカル」シリーズで世界的な知名度を得た彼女も、もう28歳なので、婚約することは別に不思議ではないのですが、クリストファーとは交際してまだ10ヶ月だったため多くの人がびっくりしたのです。

しかし2人の愛は本物で、交際は真剣そのもの。11月には婚約パーティーを開き、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズの共演者のコービン・ブルー(チャド役)も駆けつけました。

19歳でディズニー・チャンネル入りしてから、同局の人気ドラマやアニメに出演し続けているアシュレイ。下積み時代が長かった彼女は、ディズニー・チャンネルのイメージをちゃんと守る優等生だと言われています。

今回と次回の2回に分けて、「スイート・ライフ」「ハイスクール・ミュージカル」そして、「フィニアスとファーブ」で活躍中のディズニー・チャンネルの人気女優アシュレイ・ティスデイルをご紹介します。


■3歳でスカウト!

アシュレイは1985年7月2日にニュージャージー州モンマス郡で誕生しました。3歳のときにキャスティング・マネージャーをしていた男性から、地元のモールでスカウトされたことがきっかけで、ミーシャ・バートンやリンジー・ローハンらと同じ大手芸能事務所に所属。全米放送された大手デパート「J.C.ペニー」のテレビCMなど、100を超えるコマーシャルに出演しました。

CM撮影を重ねるにつれ演劇に興味を持つようになったアシュレイは、8歳のときにミュージカル「レ・ミゼラブル」を観て、「私もこの素晴らしいミュージカルに出たい!」と切望。「レ・ミゼラブル」全米ツアーのオーディションを受け、見事コゼット役にキャスティングされました。歌のレッスンは1回しか受けなかったそうですが、プロデューサーたちは彼女の歌唱力を大絶賛したそうです。

2年間のツアーを終えた後には、韓国で公演された「アニー」に出演。そして、12歳で当時大統領だったビル・クリントンの前で国歌斉唱するまでに大出世したのです。


■数多くの人気ドラマにチョイ役出演

アシュレイは10歳のときに、スタジオジブリの劇場アニメ「耳をすませば」の英語の吹き替えを担当するなど、声優としても活動していましたが、女優としてTVデビューしたのは12歳のとき。「Smart Guy」というコメディへのゲスト出演がデビューとなりました。続けて人気ドラマ「7th Heaven」、15歳になると「ビバリーヒルズ高校/青春白書」にゲスト出演。16歳で「チャームド」「マルコム in the Middle」などにもゲスト出演しました。この間は、モデルとしても活動をし、オーディション漬けの生活を送ったそうです。

そして、19歳のときにディズニーチャンネルの「スイート・ライフ」のオーディションを受け、主人公との絡みが多い、重要な脇役キャラクター、マディ・フィッツパトリック役を見事獲得。ディズニーマジックのおかげで、お茶の間の知名度がグンと上がりました。その2年後、社会現象を巻き起こしたディズニーチャンネルの大ヒットTVミュージカル映画「ハイスクール・ミュージカル」で意地悪なお嬢様、シャーペイ・エヴァンス役にキャスティングされ、世界的に知られる存在となったのです。


■痩せぽっちは嫌い

実は、当初、アシュレイは「ハイスクール・ミュージカル」には出演しない予定でした。歌唱力もあるので出演させたいという関係者が多かったものの、「スイート・ライフ」では貧しい家庭に育ち、バイトを掛け持ちする良い子キャラを演じていたため、金持ちでワガママなシャーペイ役は向かないと懸念されたのです。

しかし、蓋を開けてみればアシュレイはマディとは正反対のシャーペイ役を見事に演じ、両方とも当たり役と言われるように。ディズニー・チャンネルのおかげで、どんなキャラクターも演じられる演技派役者としての才能を、見事に開花させたのでした。

少女たちから絶大なる人気を得るようになったアシュレイは、どんなファッションでも似合うと痩せ型体型が憧れるようにもなったのですが、本人は「痩せっぽっちは嫌い」とバッサリ。「体質的なんでしょうね。ずっと痩せてるから・・・実は痩せっぽっちはすきじゃないの。丸みがある方が美しく見えるでしょ。ジェシカ・アルバなんて、素晴らしい体型だと思うわ」と発言し、少女たちの痩せ願望はよくないと、さりげなく伝えたこともありました。


<次回も、ディズニー・チャンネルで大きく成長したアシュレイ・ティスデイルをご紹介します。お楽しみに!>

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