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「プリズン・ブレイク」終了決定

2009年1月14日
ウェントワース・ミラーウェントワース・ミラー
米FOXチャンネルで2005年夏から放送されている大ヒット・ドラマ「プリズン・ブレイク」の放送が、現在放送されているシーズン4で終了することが正式に発表された。

これは、アメリカ現地時間1月13日に開催されたTCAプレス・ツアーにて、FOXエンターテイメント社長のケヴィン・ライリー氏が明らかにしたもので、2009年で「プリズン・ブレイク」の放送を終了させることが決定したとのこと。同氏は「ドラマで語れることは全て語りつくしてしまった」と説明しているが、視聴率が低迷していることが大きな原因とみられている。

「プリズン・ブレイク」シーズン4前半ラストの第16話は昨年12月22日に放送されており、4月17日から残り6話が放送される予定。しかし、メガヒット・ドラマにふさわしいインパクトの強い最終話を制作する可能性が高いため、追加で2話発注するのではないかと各米メディアは報じている。

「プリズン・ブレイク」は、無実の罪をきせられ死刑を宣告させられた兄を救うため、全てをなげうって奮闘する弟を軸に物語が展開する大ヒットドラマ。全米脚本家協会ストライキの影響で13話しか放送されなかったシーズン3の平均視聴率は約820万人で、シーズン2の940万人を大きく下回り、シーズン4でどれだけ視聴率が回復するのかが注目されていたが、劇的な回復はみられなかった。