人気海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」、2017年放送のシーズン6で終了へ

NYを舞台にした20代こじらせ女子のリアルすぎる日常を描き、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞など数多くのアワードで高く評価されている海外ドラマ「GIRLS/ガールズ」が、シーズン6をもって終了することをVarietyなどが報じている。シーズン5は2月に放映される予定であるため、残すところ2シーズンとなった。

ケーブルテレビ放送局のHBOはコメントをしていないが、情報筋によると今週の木曜日に公式アナウンスがあるのではないかと述べている。

主演・脚本・監督・製作総指揮を務めるレナ・ダナムは、Variety誌に、本作をテレビに長居させたくないと語っていた。

「今のアメリカは終わるべき時期を引き延ばす傾向にあると思うわ」とレナは昨年語っている。「イギリス式の方が私は好きよ、出たり入ったりする方が」

レナは、「GIRLS/ガールズ」の最後のエピソードをずっと昔から考えていたそうだ。「私たちはこの女の子たちがどのように物語を終えるかずっと話し合ってきたわ。どこで終わらせるべきかはっきりしたアイデアもあるの。時々、その最後のシーンに焦点を当てることもあるけど、その時までは何が起こるかわからないわね」

レナは「GIRLS/ガールズ」終了後もHBOとの仕事は続けていくようだ。「GIRLS/ガールズ」のチームと共に1960年代の雑誌業界で野心に燃える女性ライターを描く「Max」というパイロットの監督を務める。

2月より全米で放映される「GIRLS/ガールズ」のシーズン5ではシリーズ初の日本ロケを敢行し、日本人俳優の水嶋ヒロが初の海外ドラマ出演を果たしている。