ゲイだとカミングアウトした「ウィル&グレイス」ショーン・ヘイズがトニー賞司会者に

人気海外ドラマ「ふたりは友達? ウィル&グレイス」でジャック・マクファーランド役を演じていたショーン・ヘイズが、2010年度トニー賞授賞式のホストを務めることが明らかになった。

米TVガイドが報じた内容によると、6月13日にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催されCBSネットワークで全米生放送される第64回トニー賞の司会進行役をショーンが務める。トニー賞(正式名アントワネット・ペリー賞)はブロードウェイ連盟とアメリカン・シアター・ウイング主催の演劇及びミュージカルの賞であり、アメリカ演劇界最高の栄誉とされている。

39歳になるショーンは、イリノイ州立大学でピアノと指揮を学び、劇場のピアニストや音楽デレクターとして活動。25歳でスタンドアップ・コメディアンに転身し、「ふたりは友達? ウィル&グレイス」でエキセントリックなゲイ役を演じ大ブレイクした。喜劇役者として高く評価され、エミー賞やSAG(俳優協会)賞を受賞。今年3月、私生活でも同性愛者であることをカミングアウトし、大きな話題を呼んだ。

今年4月には、名作映画「アパートの鍵貸します」をミュージカル化した「Promises, Promises」のリバイバル版でブロードウェイ・デビューを果たし、トニー賞ミュージカル主演男優賞にノミネート。多彩な才能の持ち主として注目されている。


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