『スター･トレック 宇宙大作戦』の機関主任、スターの殿堂入り

8月31日(火)10：30（ロサンゼルス時間）、大人気テレビシリーズ「スター･トレック 宇宙大作戦」で初代エンタープライズ号の機関主任モンゴメリー･スコット(日本名チャーリー)を演じたジェームズ･ドゥーアンがスターの殿堂入りをはたし、その名前がハリウッド大通りの歩道に刻まれた。

セレモニー会場は、エンタープライズ号のメインデッキのセットが展示された「ハリウッド･エンターテインメント博物館」前の舗道。ジェームズ･ドゥーアンと家族、また、共演者のジョージ･タケイ（ミスター加藤役）やニシェル･ニコルス（ウフーラ役）、ウォルター･ケーニッグ（チェコフ役）、グレース･リー･ホイットニー（ジャニス役）らが姿を見せ、集まった大勢のファンを前に、旧友の栄誉に対してのお祝いのスピーチを行った。

主賓の挨拶では、病気を理由にジェームズ本人は辞退し、代わりに妻のウェンデがお礼を述べた。芸能界を引退していたジェームズは、この日を限りに、公式の場への出席も引退するという。

この後、歩道に埋め込まれた、名前の刻まれた星形プレートのお披露目、そして、記念撮影でセレモニーは幕を閉じた。会場には、クルーの制服やクリンゴン人のコスチュームを着たファンの姿もあった。

また、この日は、1966年から69年まで放送された「スター･トレック 宇宙大作戦」完全版DVDのアメリカ発売日でもあり、多くのファンが懐かしい作品の世界を、クリアな映像で楽しむことができるようになった（日本では｢GALAXY BOX DVD大全集｣が9月5日予約締切り、12月10日発売）。

シネマ・ナビゲーター
はせがわいずみ
（Hollywood News Wire代表）

文＝はせがわずみ（Hollywood News Wire)