ヴィン・ディーゼル、事故で亡くなったポール・ウォーカーへ18分の追悼ビデオを公開

昨年11月30日、自動車事故のために亡くなったポール・ウォーカーのため、長らくポールが主演を務めていた大人気映画「ワイルド・スピード」シリーズの共演者ヴィン・ディーゼルが18分にも及ぶポールの追悼ビデオを公開した。

2001年より同シリーズでブライアン・オコナー役を演じてきたポール。昨年公開されたシリーズ6作目となる「ワイルド・スピード EURO MISSION」が公開され、早くもシリーズ第7弾の製作も決定していたが、米ユニバーサル・ピクチャーズはポールの死を受けて製作の無期限休止を発表。しかし、その後には全米公開日が当初から8か月後に変更され、ポール演じるブライアン役について脚本に変更が加えられるなど、プロダクションにも新たな動きが見られていた。

そんななか、ポールの共演者で良き友人であったヴィン・ディーゼルは現地7日、自身のフェイスブックページに18分にも及ぶポールへの追悼ビデオをファンに向けて公開した。

ヴィン・ディーゼルのポール・ウォーカー、トリビュートビデオはこちらから↓↓↓

https://www.facebook.com/photo.php?v=10152232588598313

「オフスクリーンのドミニクとブライアン」と説明されるビデオには、ドミニク役演じるヴィンとブライアン役演じるポールの2人がインタビューに答える姿や、2人の撮影の合間の様子などが収められている。

「Miss you...」(君のことが恋しいよ...)の言葉でビデオを締めくくったヴィン。大好きな仲間にもう会うことができない悲しみがひしひしと伝わってくるビデオだ。

ヴィンはポールの死を受けて、ひどくショックを受けていた人物の一人である。昨年12月初めにポールの事故現場を訪れたヴィンは、その後フェイスブックにポールへ言葉を綴っていた。

「パブロ、君が今この世界を見ることができたらいいのに...君自身の命に、多くの人々に、そして僕に与えた影響がどれだけ大きいか...」

「いつまでもブライアンのことを愛し続ける、君がスクリーン上で、そしてスクリーンの外で兄弟であったように」

ヴィンとポールの最後の共演作となる「Fast and Furious 7(原題)」は、2015年4月15日に全米公開予定。