次世代No.1DJアヴィーチーのコンサートで、観客36人が救急搬送！ 異常事態の影には、危険な薬物の影が…

新世代No.1のDJとして、昨年、目覚ましい躍進を見せたアヴィーチー(24)のコンサートにて、複数の観客が病院へ救急搬送されるという緊急事態が発生。いったい何が起きたのだろうか?

スウェーデン出身のDJアヴィーチーは、昨年デビューアルバム「トゥルー」を発売した新進気鋭のアーティスト。先行シングル「ウェイク・ミー・アップ」は世界中で大ヒットを記録し、音楽ストリーミングサービスを行うSpotyfy[スポティファイ]が発表した「25歳以下で影響力のあるアーティスト トップ25」では、見事トップに輝くなど、名実ともに現在もっとも注目を集めるアーティストのひとりだ。

しかし6月25日、アヴィーチーが米ボストンで行ったコンサートでは、誰もが予期せぬ事態が。米TMZは、コンサート中に観客の複数名が体調不良を起こし、うち36名が救急車で病院へ搬送される事態となったことを報道。当初は原因不明であったが、のちに現地警察がメディアに語ったところによると、危険薬物“エクスタシー”が一連の騒動を引き起こしたようだ。

同メディアによると、ERに収容された観客の一部は、脱水症状と診断されているようで、これはエクスタシーを使用した際に起こりやすい副作用とされている。さらに体調不良を起こした観客らは、非常に混雑した熱狂状態のエリアに位置していたため、かなり危険な状態だったようだ。なお、彼らがいったいどこで薬物を入手したかについては、依然として明らかになっていないという。

さらにコンサートに入場していた目撃者によれば、問題のエリアはエクスタシーのほか、大麻と吐しゃ物の香りが漂い、観客たちは段差を踏み外す、失禁する、あげく意識を失うなど、かなり異様な雰囲気だったとか。同メディアは計36名が会場から地元の病院へ運ばれ、また50名以上が手当てを受けたと伝えている。

一方、ステージ上のアヴィーチーは、開演中に客席の異常事態に気が付いていなかったようで、コンサート後、自身のツイッターで「いま今晩の最悪のニュースを聞いたよ」とはじめて騒動について言及。「ひどい話だけど、みんなの無事を祈るよ!　ぼくの思いは彼らや、その家族の元にある」と、自身のファンを気遣っている。