エド・シーラン、「寝場所がなかった」発言への過剰反応に困惑！ 「ホームレスだったなんて言ってないのに…」

自著「A Visual Journey(原題)」の中で、屋外で夜を明かした経験などを明かし、「かつてはホームレスだった」としてニュースになったエド・シーラン(23)。しかし本人は改めて、「そんなことは言っていない」と否定。世間の過剰な反応に困惑しているようだ。

現在は歌手としてブレイクし、最新アルバム「x (マルティプライ)」のセールスも好調なエド。しかし過去には困難な時期もあり、バッキンガム宮殿の門の近くで何日か過ごしたことや、「2008年から2010年にかけ、満足に寝泊りできる場所がなかった」と自著で告白したことから、「現在のスターも、かつてはホームレスだった」として、大きなニュースとなった。


しかしエドは、新たに出演したラジオ番組の中で、「みんながエド・シーランはホームレスだったっていうけど、そういう意図じゃなかった。そんなことは、本の中で一度も言っていない」と、困惑していることを明かした。米Perezhiltonが伝えている。

「何日か、ベッド以外の場所で寝ただけ。その日だけ寝場所がなかった、だからバッキンガム宮殿や地下鉄で寝たってだけ。それだけなんだよ」

改めてエドが明かしたところによれば、住む場所がない時期は、友だちの家で過ごしていたそう。この時期をエド自身は、「楽しい時間だったよ。いろんなひとに会えて、普通の18歳じゃできないような、いろいろな経験ができた」と振り返っている。そんなエドが明かした、一風変わった寝場所の確保方法とは?

「ステージから言うんだよ。“ねぇ、今夜、ソファが開いてるひといない?”って。たいていうまくいったね」

稀有な体験を経たせいか、22歳にしてすでに卓越したソングライティング技術を持ち、現在では押しも押されぬ存在として、日本での公演も成功させたエド。苦しい時期も、立派に彼の糧となったようだ。