昏睡状態のボビー・クリスティーナ・ブラウンの恋人、虐待容疑で告訴される

ボビー・クリスティーナ・ブラウン(22)の恋人ニック・ゴードンが、彼女を殴った罪に問われている。

故ホイットニー・ヒューストンとR&B歌手のボビー・ブラウンを両親に持つボビー・クリスティーナは今月24日、ホスピスケア施設に移送された。彼女は、1月31日に自宅バスタブで発見されて以来、生命維持装置につながれていたが、家族は装置から外してホスピス治療を選んだ。

また、ボビー・クリスティーナの後見人は24日、ニックが彼女に「相当な身体的危害」を与え、数千ドルものお金を盗んだとして告訴した。

「ボビー・クリスティーナ・ブラウンの代理で訴状を提出した。今回の訴訟はボビー・クリスティーナ・ブラウンの代理で正義を求めるために起こした。ボビー・クリスティーナ・ブラウンが耐え忍んでいる状況は、男女を問わず、どんな人も耐え忍ぶべきではない」と後見人を務めるベデリア・C・ハーグローブ弁護士がボビー・クリスティーナのおばであるパット・ヒューストンの代理人を務めるデヴィッド・W・ロング=ダニエルズ弁護士を通じて発表した声明でコメントした。

また訴状によると、ニックは彼女を支配し、お金を盗むためにボビー・クリスティーナの夫だと「偽っていた」という。「ブラウンのプライベートな携帯電話に出ることも多く、許可なしに誰かと会う約束は許さず、彼女のお金を使えるよう銀行との関係を操った」と訴状には記載されていると米People誌は伝えている。

さらにニックは、ボビー・クリスティーナの「顔を拳で殴ったり、前歯をへし折ったり、髪をつかんで2階まで引きずったりした」といった複数のDV容疑でも告訴されている。

ボビー・クリスティーナは1月、友人に31日に相談に乗ってほしいとお願いしていたとも伝えられている。ニックが「思っていた人とは違っていた」ため、彼との将来について相談したいというのが理由だったようだ。

しかし。彼女はニックとの「ひどい口論に巻き込まれ」たため、約束の場に現れることはなかったらしい。この口論でボビー・クリスティーナは「口が腫れ上がり、もう1本の歯をへし折られ、バスタブでうつ伏せの状態」になったと言われている。今回の訴訟でニックはボビー・クリスティーナの回復不能な脳外傷を引き起こした責任を問われてはいないものの、それをほのめかす内容となっている。

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