レディー・ガガ、主演中のドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー」について熱弁！ 「演じることで“生”を実感する」

世界中に熱狂的なファンを持つグラミー賞アーティストのレディ・ガガが、人気深夜トーク番組に出演。主演中のホラードラマ「American Horror Story : Hotel(原題)」について熱く語った。

奇抜なファッションが特徴の歌手として知られるガガだが、無名時代「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」にちょい役出演したことがあるなど、長年、演劇に興味を持っていたとのこと。そんな彼女が、TV女優デビューとして選んだ作品は、敏腕クリエーターのライアン・マーフィーが手がける米FX局のホラーアンソトロジー「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン5となる「American Horror Story : Hotel」だった。

ガガは「American Horror Story : Hotel」が放送スタートされる直前の6日、ジミー・ファロンが司会を務める人気深夜トーク番組「トゥナイト・ショー」にゲストとして出演。婚約者のテイラー・キニーから贈られた特大サイズのダイヤの婚約指輪を披露するなど、上機嫌にジミーとの会話を楽しんだ。

近状報告を終えるとジミーは「American Horror Story : Hotel」について語ろうと言い、「第一話を観たけど、すごい怖いよね。いや、マジで」と真剣な表情でコメント。ガガは、「わたし、怖いものが大好きなのよ」「危険なものやホラーに触れるとリラックスできるの。友達は気味悪がるかけど。特にわたしのフィアンセがね、ホラーを見て安らぐわたしをすごく怖がるわ」と目を輝かせながら明かした。

ガガは「実際に起こった犯罪を紹介する『Dateline』や『Snapped』って番組をよく観るの」「郊外に住む主婦が生きるために夫と殺すとか、もの凄く興味がそそられるわ」と説明。「ダークな世界が好きだから。ホラーとセックスの要素が入り交じった『American Horror Story : Hotel』に出演できて光栄」と語った。

「American Horror Story : Hotel」のテーマは「アディクションとサバイバル」で、ガガは生きるために血を飲むヴァンパイア役を演じる。ガガはこの役を演じるのが「楽しくて仕方ない」そうで、「演じることによって、自分が生きていると実感する」とにこやかに明かした。

ジミーはガガの演技力を大絶賛し、「今回のために演技を勉強したの?」と質問。ガガは「頑張ったもの。今回の仕事には本気で集中しているの」と答え、育ったニューヨークで10年間演技を学んだことを告白。「でもオーディションは苦手で、役者として仕事をもらえなくて。だから歌手になったの」と冗談っぽく語った。

また、ガガは「American Horror Story : Hotel」は、人と人とのつながりが昔とは異なるネットやメール、スマホ社会の現代において、ナルシストな登場人物たちが、必死で生きようとする展開になると説明。ライアンや共演者たちが、とても親切で感謝しているとも述べ、最高の女優人生をスタートさせたことを明かした。