ビヨンセとケイティ・ペリー、大やけどを負った少女にクリスマスカードを贈る

自宅が放火され重度のやけどを負った少女の「クリスマスツリーをクリスマスカードで飾り尽くしたい!」という願いを叶えたいと、世界的スターのビヨンセとケイティ・ペリーが、クリスマスカードを贈ったことが明らかになった。

「クリスマスツリーをクリスマスカードで飾り尽くしたい」という願いを持つ少女の名前はサファイア・テリー、8歳。2013年に自宅が放火され、全身の75%をやけどするという重傷を負い、この火事で父親と妹、二人の弟を亡くした。彼女が助かったのは、父親が覆い被さったからだと見られている。

サファイアは現在、叔母に引き取られているが、手術のため入退院を繰り返し、後遺症に苦しむという過酷な日々を送っている。そんな辛い日々の中、彼女は叔母が飾ったクリスマスカードがかけられるクリスマスツリーを、クリスマスカードでいっぱいにしたい! という夢を持つようになったという。

しかし、カードでいっぱいにするには100枚ほどのカードが必要。一般の家庭にそんな多くのクリスマスカードが届くことは稀だ。でも、叔母はどうしても姪の願いを叶えたいと思い、Facebookで呼びかけを開始。これをメディアが報道し、今年、サファイアのもとには世界中から大量のクリスマス・カードが送られた。



米メディアは、ビヨンセとケイティ・ペリーも、サファイアにクリスマスカードを贈ったと報道。ビヨンセは、「サバイバーのサファイアへ! あなたは人々に素晴らしいインスピレーションを与える存在だわ。最高のホリデーを過してね」というメッセージを、ケイティは、「サファイア、あなたのクリスマスの願いを聞いたわ。あたしからのカードのためにツリーのてっぺんをとっておいてくれてるって!とても光栄だわ! 素晴らしいクリスマスと最高の新年を迎えてね。クリスマスの日に、あなたのことを想うわ。特別なあなたのことをね」というメッセージを添えたとのことだ。

サファイアのもとにはオバマ大統領からもクリスマスカードが届いており、嬉しそうな顔でカードを披露する写真を公開。サファイアは、ビヨンセやケイティの大ファンだということで、2人からのクリスマスカードは大統領のものよりも嬉しかったに違いないと伝えられている。