性的暴行疑惑の「ゴシップガール」エド・ウェストウィック、英ＢＢＣの出演ドラマが放送中止、恋人との婚約も延期に

性的暴行疑惑が浮上している人気海外ドラマ「ゴシップガール」チャック・バス役として知られる俳優エド・ウェストウィック。これを受け、英BBCは、エドが出演するドラマの放送中止を発表した。

エド・ウェストウィックは現在、2人の女性から性的暴行の告発を受けている。1人は女優クリスティーナ・コーヘンで、3年前にエドからレイプされたと主張。ロサンゼルス市警察により取り調べが行われている。もう一人は同じく女優として活躍するオレリー・ウィン。2014年に、性的暴行を受けたとSNSに投稿した。

エドは声明を発表し、いずれの告発も事実とは異なり、濡れ衣だと主張。「私はそのようなことを絶対にしていません。当局と協力し、できるだけ早く自分の汚名を晴らします」とコメントしている。

そんな中、米Varietyが報じたところによると、英BBCはクリスマス時期に放送を予定していたエド出演のアガサ・クリスティ原作ドラマ「無罪はいさなむ(原題:Ordeal by Innocence)」の放送中止を発表。「これは重大な申し立てであり、エド・ウェストウィックが強く否定しています。BBCはこのことについてどんな判断も下すことはありませんが、事態が収束するまでは、『Ordeal by Innocence』をスケジュールから外すことにしました」との声明文を発表した。またエドは、BBC2のコメディ「White Gold」シーズン2の撮影も中断しているとのことだ。

今回の騒動直前に、恋人へのプロポーズを計画していたエド。しかし、性的暴行疑惑によって、婚約の計画は一旦保留となっているとも伝えられている。