エド・シーラン、グラミー賞主要部門のノミネートから外れたことについて大人な対応！ 「今年は僕の年じゃなかった」

今年3rdアルバム「÷(Divide)」が爆発的ヒットを記録したエド・シーランが、第60回グラミー賞で主要4部門にノミネートされなかったことについてテレビ番組のトークで語った。

エドの「÷」は、「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」と「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」の2部門にノミネートされたものの、「最優秀アルバム賞」や「最優秀楽曲賞」などの主要部門には一切ノミネートされなかった。

エドが12月1日に出演した「エレンの部屋」の司会者エレン・デジェネレスは、この結果が納得できず「あなたが最優秀アルバム賞や最優秀楽曲賞にノミネートされていないことに、腹が立ってしょうがないわ」と、エドに代わって激怒。だが当のエドは冷静に受け止めており、「それについての僕の意見は、自分の当たり年もあれば、当たりじゃない年もあるってことだよ。きっと今年は僕の年じゃなかったってことさ」と大人な回答をしていた。

続いてエレンが、エドの今年の代表曲「Shape of You」が「頭からずっと離れないのよ」とスッカリお気に入りの曲になったと伝えると、「そこが勝てたと言えるとこなんだ。そうやって実際に人々が曲を楽しんでる姿を、僕は見ることができるからね。僕はむしろ、人々が僕の所に近寄ってきて “この曲を聴くと前向きになれるの” とか “この曲は私のウェディングソングなの” とか “この曲はファーストキスの思い出の曲なの” とか言ってくれることの方が、よっぽど有意義に感じるよ」と話していた。

またエドは腕を骨折した経緯についても触れおり、「あれは、『Perfect』のミュージックビデオを撮り終わって次のツアーに出かける間に取った2日間の休日に起こったんだよね。彼女の両親の家に泊まって、2人で自転車に乗ってパブに出かけたんだ。その途中で丘を下る道があって、そこで自転車から転がり落ちた。その時点で確かに体は痛かったけど自分が大げさなリアクションをしてると思ってて、しかも休みも2日間しかなかったからどうしてもパブに行きたくて、そのままパブへ行って飲み明かしたんだよ」

「散々飲んで家に帰って、次の日の朝体中に激痛が走って、そこでようやく自分で車を運転して病院へ行ったんだ。そしたら医者に"もう運転して家には帰れないね"と言われたよ」と、詳細を語っていた。

その他にもエドは飼い猫についての話、そして先日公開されたビヨンセとのデュエット版「Perfect」についてもインタビューに答えていた。

(MTV News)