テイラー・スウィフト、「レピュテーション」ツアーは史上最高の収益？ それとも失敗に？ 有名誌の予想が真っ向から対立

テイラー・スウィフト(28)が、5月から開始する「レピュテーション」ツアーの収益をめぐって、米大手メディアが異なる見解を発表している。

現時点で、「レピュテーション」ツアーは、今夏における北米、英国でのツアー日程を発表済み。Billboardによればテイラーと関係者は、4億5千ドル(約508億円)のセールスを見込んでいると伝えた。

チケット発売から7日間での売上は、1億8千万ドル(約203億円)。うち4日間は、特に熱心なファンを対象とした先行販売だ。一部では「セールスが芳しくない」との報道もあったものの、現時点では、予定されているツアー日程のうち、チケットが発売されてない公演がほとんど。Billboardは最終的に、一公演あたりのチケット収益だけで、750万から1000万ドル(約8億4千万～11億円)にものぼるだろうという予想を立てている。

North American dates on sale now! Link in bio.

Taylor Swiftさん(@taylorswift)がシェアした投稿 - 12月 13, 2017 at 11:59午前 PST

その一方で、経済紙「Forbes」は、テイラー・スウィフトの最新ツアーのチケット売上が、「記録的な高収益を上げる」という予想を否定、「無残な結果となる」との記事を公開した。「もはやテイラー・スウィフトは、ファンにとって親しみやすい女の子ではない」とのタイトルでこれを報じている。

同紙が根拠のひとつとして上げているのは、看板となる最新アルバム「レピュテーション」の売れ行きペースに、前作「1989」ほどの勢いはないこと。発売から1分でチケットが完売した前回のツアーと比較しても、関係者は「大きく落胆」しており、ファンも独自のチケット販売システム「Taylor Swift Tix」を批判していると伝えた。

前述のような楽観的な予想を、「業界人からのリップサービス、もしくは報酬を得たうえでのリップサービス」と辛口で評し、楽曲やパフォーマンスに以前ほどの「親しみやすさ」がないことを、チケットセールス停滞の原因と示している。