ウィロウ・スミス、突然、有名になったことのストレスから自傷していた驚きの過去を告白

9歳の時にリリースしたデビューシングル「ホイップ・マイ・ヘアー」が大ヒットし、「さすがウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスの娘」だと注目されるようになったウィロウ・スミス(17)が、過去に売れたことにより精神的に不安定になり自傷していたことを明かした。

ウィロウは、5月7日からFacebookの動画配信サービス「Watch」で配信されている、母ジェイダのトーク番組「Red Table Talk」に出演。

「正直に言うと、正気を失っていた時期があったの。『ホイップ・マイ・ヘアー』が大ブレイクした直後のことで、歌のレッスンにもいけなくなっちゃって。”私って誰?私が生きている意味はあるの?これ以外にできることはないの?”って考え込んじゃって」と語り出し、

「ツアーやプロモーションとか、全てが終わって。”それじゃ、アルバムを完成させなくちゃね”って求められたのだけど、私は”やらない”って」

「ちやほや騒がれたのが落ち着いた頃には、私は暗い音楽ばかり聴いていた。すごくクレージーな感じ。ブラックホールの中に繋がれているような感覚で。自分をカッティングしたわ」と明かした。

「何?本当?知らなかったわ。どこを切っていたの?」と驚くジェイダに、ウィロウは「手首よ。みんなからは見えないところ。本当に正気を失っていた時だったのよ」と返答。

兄のジェイデンにも相談せず、打ち明けたのは信頼できる友人1人だけだったことも明し、「(家族に)話さなかったのは、短期間で抜け出せたから。本当に変な時期だった」「精神的にすごく傷ついているのに、身体的には何ともないということに違和感を感じたのよね。自傷したのは1晩だけよ。サイコになっていたんだと思う。それからはしていないわ」と説明した。

ジェイダは信じられないという表情で「教えてくれて本当にうれしいわ。気づいてあげられなかったけど」「そんな悩みを抱えていただなんて全く気づけなかったわ」と後悔するような言葉を口にしていた。

ウィロウだが、「ホイップ・マイ・ヘアー」リリースから5年後の2015年12月にデビューアルバム「アルディピテクス」と発売している。