オリビア・ニュートン＝ジョン、自身三度目のガンと闘病中であることを告白

映画「グリース」(1978)への主演などでも知られる、歌手のオリビア・ニュートン=ジョン(69)が、自身三度目のガンと闘病中であることを明かした。

1960年代から活躍を続けるオリビア・ニュートン=ジョンだが、1992年と2013年に、乳がんにかかり治療を受けていることを公表。以来、歌手・女優業の傍ら、自身と同じ病気と闘う患者のための活動にも精を出しており、乳がん撲滅キャンペーンのために来日したこともあった。

青春期を過ごしたオーストラリアのテレビ番組に出演したオリビアは、インタビュー中に三度目のガンと闘っていることを告白。砂糖抜きの食生活を心掛け、夫が手ずから育てた大麻を用いた治療を受けていることなどを明かした。「大麻が合法なカリフォルニアに住んでいて、育ててくれる夫がいてくれるなんて、私ってすごくラッキーじゃない?」と明るく語っている。

ガンと診断され、闘病しながらも明るさを保てる秘訣は何なのか。オリビア・ニュートン=ジョンは、「他のことに集中して、自分のことばかり考えないようにしている」と話す。また、「私よりずっと苦しんでいる方もいるんだから」と周囲への気遣いを見せた。

「(セレブである)自分が特別扱いをされているってことは、重々承知しているの。素敵な家に住んで、素晴らしい夫を持ち、かわいい動物たちに囲まれ、最高のキャリアを築いた。不満なんてひとつもない」