元祖ガールズ・R&Bグループ「TLC」４年ぶりの来日公演に往年のファンが熱狂！ ヒット曲ばかりの超豪華セトリに歓声鳴り止まず

元祖ガールズ・R&Bグループ「TLC」の約4年ぶりとなる来日公演が、6月18日(水)東京・赤坂BLITZで開催され、一時代を築いた彼女たちの圧巻のパフォーマンスに、ファンは歌詞を口ずさみながら身体を揺らしたり、手をかかげたりと、会場全体がひとつとなって盛り上がった。



T-ボズ、レフト・アイ、チリの3人からなるTLCは、90年代に一世を風靡したガールズ・R&Bグループ。1992年にシングル「Ain’t 2 Proud 2 Beg」でデビューして以来、現在までに4つのグラミー賞を受賞。全米シングル・チャート1位を4曲も送り出しているほか、全世界のアルバム総売上6,500万枚以上と、彼女たちの存在は世界の音楽シーンに多大なる影響を与えた。



TLCの姿を一目見ようと、会場となった赤坂BLITZには、早くからファンが集結。年齢層は10代～40代と幅広く、彼女たちの人気の程を伺わせた。そして、バンドメンバーの「パーティの始まりだよ!」との呼び込み後、淡い水色のセットアップに身を包んだT-ボズ、チリがステージ上に現れると、ファンは大喜び。会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。

デビューシングルの「Ain’t 2 Proud 2 Beg」に始まり、「Baby-Baby-Baby」「Diggin’ On You」「Creep」「Unpretty」「No Scrubs」など、往年の名曲を立て続けに披露したTLC。ライブを見に来たファンたちは、当時を思い出すかのように、彼女たちのパフォーマンスに酔いしれていた。



また、本公演ではデビュー以来、自分たちを応援し続けてきてくれたファンに対して何度も謝意を表明した2人。「日本に戻って来られてうれしい。みんなが大好きよ!」(チリ)、「日本は私たちの第二の故郷。あなたたちは史上最高のファンよ!」(T-ボズ)と、日本のファンの存在がいかに大きいかを語っていた。

ヒット曲ばかりで構成された本公演だが、この日一番の盛り上がりを見せた曲は、アンコールで歌われたTLCの代表曲「WATERFALLS」。同曲のイントロがかかると会場からは「待ってました!」と言わんばかりの大歓声が上がり、さらにラップ部分で、ステージ上のモニターに故レフト・アイの映像が流れるとオーディエンスのテンションは最高潮となった。



ライブ終盤では「私たちがいまココにいるのは、そう決まっていたからよ!」と、本公演を行うことは必然だったとアピールしたチリ。彼女たちが再び日本に“凱旋”するのも時間の問題だろう。


【来日公演情報】

[TLCプレミアム大阪公演]

日時: 2014/6/19(木)　 開場18:00 / 開演19:00

会場: 大阪　なんばHATCH

//www.creativeman.co.jp/artist/2014/06tlc/

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【動画】自分の生き方を見つめなおしてみて、という思いが歌われた「Waterfalls」


■リリース情報

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「グレイテスト・20イヤーズ・ヒッツ/TLC」

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価格: 2,200円(+税)

写真:(c) UCHIDA YUSUKE