「The Golden Girls」エステル・ゲティ死去

米NBCネットワークで1985年から1992年放送の大ヒット・コメディ「The Golden Girls」でソフィア役を演じていたエステル・ゲティが死去した。享年84歳。
　
米Hollywood Reporterが報じた内容によると、エステルはアメリカ現地時間7月22日早朝5時半頃ハリウッド・ブルバードの自宅で息を引きとったとのこと。死因は明らかにされていないが、晩年高度認知症に苦しんでいた。
　
舞台を中心に活躍していたエステルは実力派女優であったもののTVや映画には恵まれず、60歳代で手に入れた「The Golden Girls」のソフィア役で大ブレイクした。ソフィアはベアトリス・アーサー演じるドロシーの母親で「辛口ご意見番」的なキャラクターが高い人気をよび、エステルはエミー賞コメディ部門助演女優賞に7年連続してノミネートされ1回受賞している。
　
マイアミのコンドミニアムをシェアする個性的で元気な初老の女性たち4人が主人公の「The Golden Girls」は、幅広い層から絶大的な支持を受けエミー賞68部門にノミネートされうち11部門で受賞するなど爆発的ヒット番組となった。アメリカでは今なお再放送されており、「アグリー・ベティ」など数多くの人気ドラマで番組名が登場するなど国民的コメディとして知られている。