「ハリポタ」原作者J・K・ローリングが故アラン・リックマンに伝えた“情報”とは？

世界的な大ヒットを記録した映画「ハリー・ポッター」シリーズの原作者J・K・ローリングが、同作でセブルス・スネイプ役を演じたアラン・リックマンに、撮影前に何を伝えたのかを明かした。

今月14日、がんのため69歳で急逝したアラン。ツイッター上では、彼の死を悼むツイートが多く投稿されており、彼が演じた「ハリー・ポッター」のスネイプがいかに素晴らしかったかを讃えるツイートも多い。

そんな中、ある「ハリー・ポッター」ファンが、原作者J・K・ローリングに向けて、「セブルス・スネイプを演じるアラン・リックマンに伝えた“情報”が何だったのか、教えてくれませんか? それとも、永遠に秘密なの? 」とツイート。

ローリングは、このツイートに反応。スネイプの名台詞である「“always”(日本語版では「永遠に」)という言葉に込められた意味を伝えたのよ」と明かした。

アランは2011年に受けたHitFixのインタビューで、ローリングから教えてもらった興味深い“情報”が、役作りに大いに役立ったと告白。

「スネイプは思っていたよりも複雑なキャラクター。物語は、みんなが思っているようにまっすぐに進む訳ではない」「最初の作品を撮影したとき、彼女はまだ3、4巻しか執筆していなかった。だから、物語がどんな方向に進むのかは、彼女以外、知るよしもなかった」

「彼女にとって、私が演じる役を把握するということはとても大事なことだっただろう。与えてくれた“情報”はほんのわずかだったが、複数の意味があるのだと分かり、大いに役立った。彼は人間であり、機械人間ではない。ハリーを守りたいという気持ちも感じとることができたし、それを上手く表現しようと努力した。彼が二重スパイだということは知らなかったけどね」と明かした。

このインタビューで、ローリングから具体的に教えてもらった“情報”が何だったのかは言わなかったため、ファンの間で様々な憶測が飛び交っていた。