マイケル・ダグラス、「トップガン」ヴァル・キルマーが咽頭ガンを患っていると明かす

米俳優マイケル・ダグラスが過去に共演したヴァル・キルマーがガンを患っていると明らかにしたことが話題を呼んでいる。英DailyMailが伝えている。

マイケル・ダグラスは10月30日、「An Evening with Michael Douglas(原題)」と題したトークイベントをロンドンで開催。英人気司会者ジョナサン・ロスをホストに迎えた同イベントで、ダグラスは自らのキャリアなどを振り返った。

質疑応答の際、ヴァル・キルマーと共演した1996年の映画「ゴースト&ダークネス」について聞かれたダグラスは、「あの映画は私が期待していた成功は収められなかったが、素晴らしい時間を過ごした」と言い、共演したキルマーについて次のように言及した。

「ヴァルは素晴らしい人だったよ。彼は私と同じ病(咽頭ガン)と闘っているけど、経過はあまり良くないようだね。彼の回復を祈っているよ。ヴァルの姿をあまり見かけないのはそのせいだよ」

キルマーに関するダグラスの発言は瞬く間に話題を呼んだが、ダグラスの代理人は声明を発表し、彼はキルマーがガンであると「思い込んでいただけだ」としてダグラスの発言を釈明した。

「マイケルはヴァルと1年以上も話していないので、ヴァルが咽頭ガンを患っていなかったとしたらそれに越したことはありません。マイケルはイベントの中でヴァルと長らく話していないと断っています」と声明に述べられている。

結局のところ、キルマーが咽頭ガンを患っているかは定かではないが、昨年1月にはキルマーが喉の腫瘍を摘出する手術を受けたとする噂が浮上、キルマーがフェイスブックを通じて噂を否定していた。

本件についてキルマーの代理人からコメントは発表されていない。