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「SHERLOCK」ベネディクト・カンバーバッチ、「ザ・ビートルズ」を見いだしたマネージャーを描いた映画で主演決定! トム・ハンクスがプロデュース

2012年11月1日
人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」で、シャーロック・ホームズ役を好演しているベネディクト・カンバーバッチが、俳優トム・ハンクスがプロデュースするタイトル未定の伝記映画で主演を務めることが明らかになった。

Cinema Blendによると、ベネディクトは、イギリス出身の伝説的バンド「ザ・ビートルズ」の長年のマネージャー、ブライアン・エプスタインを演じるという。

ベネディクト演じるブライアン・エプスタインは、ザ・ビートルズを見いだしたとされる人物。ザ・ビートルズとマネージメント契約を結んだ後は、ザ・ビートルズおなじみとも言える“スーツとネクタイ”の格好をさせ、ザ・ビートルズが一般の人から認識されるのに一役買った。

ザ・ビートルズが人気を博していく中、エプスタイン氏は32歳という若さで死去。生前は、ギャンブルや薬物中毒に悩まされていたという。また、彼が死亡したことは、ザ・ビートルズが解散する上で、重要な要因となったとも言われている。

映画は、生前、公にされることはなかった同性愛についてや、ポップ・カルチャーの歴史の中でも伝説とされるバンドの中心的役割を担っていたにも拘わらず、心の奥底では孤独を抱えていたエプスタイン氏の悲劇的な物語になるという。

本作でトムは、映画「羊たちの沈黙」や「フィラデルフィア」で製作総指揮を務めたゲイリー・ゴーツマン、サイモン・ハルフォンと共にプロデュースを務め、脚本を俳優兼脚本家のトッド・グラフが担当する。また、ベネディクトが主演を務めているドラマ「SHERLOCK」で製作総指揮を務めているポール・マクギガンも本作の制作に参加する。

5人目のザ・ビートルズと言われたエプスタイン氏の人となりや葛藤、苦しみ、孤独をベネディクトはどのように演じてくれるのだろうか? 伝説的バンドと旬の俳優が主演、大物俳優がプロデュースと、豪華で話題性に富んだ映画なだけに、早くも公開が楽しみだ。
 
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