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TVシリーズ版「リーサル・ウェポン」がAXNにて11月より放送開始! キャスト陣によるインタビューが到着

2016年10月27日
「リーサル・ウェポン」より「リーサル・ウェポン」より
© Warner Bros. Entertainment Inc.
メル・ギブソン主演の大ヒット映画のテレビシリーズ版「リーサル・ウェポン」が海外ドラマ専門チャンネル「AXN」にて2016年11月より放送が開始される。

シリーズ全4作が製作され世界的大ヒットとなった映画「リーサル・ウェポン」。自殺願望があり、命の危険を顧みない刑事と、家族のために命を大切にしたい刑事がコンビを組み、反目しながらも次第に固い絆で結ばれていく、バディ・ムービーの最高峰と評された作品がついにテレビシリーズとなって登場。

そしてこの度、テレビシリーズ版「リーサル・ウェポン」のキャスト陣によるインタビューの様子が到着した。

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「リーサル・ウェポン」より「リーサル・ウェポン」より
© Warner Bros. Entertainment Inc.
 

質問:まずはクレインにお聞きします。映画シリーズの第1作でメル・ギブソンは時にリッグス刑事を狂気に満ちた危険な男として演じていますが、あなたはリッグスをそれほど過激な人物とは考えていないようですね。リッグスをどれくらい情緒不安定な人物と認識して演じていますか?

クレイン・クロフォード:映画シリーズのリッグスはコカインをやっていたから何かと興奮しやすいタチだったんだろうね。でもこのドラマはFOXの番組だし、放送時間もファミリー向けの時間帯だから、コカインは出てこない。というわけで僕はリッグスの狂気よりも悲しみの感情に焦点を当てて演じることにしたんだ。もし自分の子供たちを殺されたら、どうやって悲しみを乗りこえ、生活のために働き続けたらいいのかわからないし、その先の人生をどう歩めばいいのか途方に暮れるだろう。

でも悪党を捕まえたいという衝動、欲望だけはきっと捨てきれないはずだ…。こんなふうに想像して役作りを進めたよ。そして僕は視聴者の視点からリッグスをなるべく誠実に描くことにしたんだ。確かにメル・ギブソンが1987年の「リーサル・ウェポン」で打ちたてたリッグス役はとても素晴らしかったよ。でも今の時代の視聴者なら人物像にもっとリアリティを求めるんじゃないかと思うんだ。そこで僕は何よりも作品の本質を見極めて、それをベースにして過激な演技をしないよう心がけたよ。

質問:まず実際にお孫さんはいらっしゃいますか?

デイモン・ウェイアンズ:ああ、7人の可愛い孫がいるよ。

質問:じゃあ赤ちゃんを上手に抱っこするのもお手の物ですね?

デイモン・ウェイアンズ:どの孫にも触らない主義だから。だって小遣いくれ、小遣いくれってそればっかりだもんな。

質問:赤ちゃんを授かったパパ役を演じ、赤ちゃんを抱いたりするのはどんなお気持ちですか?また赤ちゃんを作って、もう一度子育てをしてみたいと思うことはありますか?

デイモン・ウェイアンズ:いや、もう…娘や息子たちが孫を作ってくれるのは大歓迎だし、協力もするけど、自分の子供はもういらないよ。もうこの歳じゃ無理。一から子育てなんて勘弁してくれよ。

質問:赤ちゃんを抱っこするシーンは撮影していて楽しいですか?

デイモン・ウェイアンズ:この歳になると、自分の精子がヘタレて早老症の子供が生まれるんじゃないか、5歳にして俺より老けちゃったらどうしようって心配なんだよ。

というのは冗談で、子供は素晴らしいね。子供は大好きだよ。うちの家族は人材豊富でね。子供も孫も大勢いるから楽しい。本当に楽しいよ。小さい子と遊んでいると、まるで自分の違った一面が見えてくる気がするんだよ。そんな雰囲気がパイロット版でも出ていたかもしれないね。本当に子供は大好きさ。

質問:デイモン、この作品をどう受け止めていますか?あなたはこれまでパフォーマーとしてよく知られ、ショウビジネスの移り変わりを目の当たりにしてこられましたが、今回はどこか昔懐かしさを感じさせる作品ですね。視聴者も懐かしく感じるような作品に出演するお気持ちについて聞かせてください。

デイモン・ウェイアンズ:孫がいるからあまりテレビは観ないけど、どの番組も…生き残るのに必死だね。「リーサル・ウェポン」といえば世界に名高い象徴的な作品だし、マットが言うとおり、タイトルを聞いただけで誰もが微笑えむような名作だ。そんな作品をリメイクできるのはいいことだし、この作品がひとつのトレンドを作るんじゃないかと思うよ。

作品が成功する秘訣は作品に“ハート”があるかどうかだ。ほかのリメイク・シリーズがうまくいかないのは、作品に“ハート”がないからだ。視聴者は作品を見て、温かく切ない気持ちになりたいんだ。ノスタルジックな作風はまさにそんな気持ちをかき立ててくれると思うよ。

質問:クレイン、あなたはそれまでのどかなアラバマ州で幸せに暮らしていたんですよね。この仕事が来た時は緊張しましたか?

クレイ・クロフォード:いかにも。

質問:その時のことを少し聞かせてください。

クレイン・クロフォード:そうだな。これが舞台劇ならたくさんの俳優が演じていない役など滅多にないから、喜んで挑戦するんだろうね。でも映像の場合は作品がずっと残るから、いつまでも観られて比較されてしまう。この役を引き受けるにあたって、それが一番怖かったよ。だって誰もが知るとおり、映画シリーズ「リーサル・ウェポン」は素晴らしい出来ばえだし、メル・ギブソンときたらこのキャラクターを完全に我がものとし、美味しいところをみんな持っていっちゃったからね。

だから僕は台本を読む気にすらなれなかったよ。それに住んでいるアラバマ州を離れるのも気が進まなかった。ロサンゼルスに15年住んだ後、子供たちとひっそり暮らせるアラバマの生活がとても気に入っていたからね。でもいざ台本を読んだら、役者魂を抑えきれなくなってしまった。僕は今だってカウボーイごっこやお医者さんごっこが大好きな小学生のままだからね。

というわけで台本を読んだら…心の傷を負ってもなお正義を貫こうとするヒーローを演じるオファーを断ることはできなかった。でもすぐに心の底から…怖くなった。それに毎日、撮影現場に通うのも怖い。どうやってやり通せばいいのか、分からない。でも僕はマット・ミラーとマックG、そしてワーナー・ブラザーズとFOXのスタッフに全幅の信頼を置いている。僕たちは全員でベストを尽くすよ。善かれ悪しかれ現場に任せればうまく行くって信じているしね。

マックG:クレインはちょっと謙虚すぎるんだよ。ほらミラー、ここで話しても構わないだろう?クレインという男はね、常に内なる自分と葛藤している人間なんだ。彼がミーティングに現れた時なんて、それこそ不安と苦悩の塊だったよ。「アラバマを離れたら心の平安を保てない」とか、「農場に戻って裏庭の木を倒しながら今回のオファーについてよく考えたい」とか言っていたよね。指で髪の毛を掻きあげては、心臓が飛び出さんばかりに落ち着かない様子だった。それを見てマットと僕は内心、小躍りしたよ。

何とかこの男に出演契約書をサインさせようと必死になった。というのも僕たちがリッグス役に求めていたのはまさに彼のような男だったからだ。そして彼なら視聴者もきっと、メル・ギブソンの強烈なイメージとは異なる次世代のリッグス像を無理なく受け入れてくれると直感したんだ。そしてようやく互いに合意し、「やった。その気になったぞ」と思った時だよ。

クレインが「もう一度よく考えてくる」と言って、山登りに行ってしまったんだ。まったくあの山って何だったんだよと言いたいね。あの日はワーナー・ブラザーズのピーター・ロス社長も同席していたし、ゲーリーとダナもリッグス役は誰になるのか心待ちにしていたのに、クレインが山のてっぺんから降りてくるのを皆で待つはめになった。「もしかしてこのままトンズラしてアラバマに帰ったんじゃないか?」と心配しながらね。それに今回のことはすべて…

クレイン・クロフォード:森に行くと考えがまとまりやすいんだよ。頭がめちゃくちゃすっきりするんだ。

キーシャ・シャープ:それってすごくリッグスらしいわ。

クレイン・クロフォード:リッグスらしいかは知らないが…

クレイン・クロフォード:…でもクロフォード流であることは確かだ。うちのおやじも大きな決断をする前には必ず山に登っていたんだ。ちなみにこの山っていうのは祖父が所有する何の変哲もない山で、南米の最高峰とかではないからあしからず。

質問:クレインにお聞きします。あなたはこの4年間、ドラマ「レクティファイ」で重いうつ病に苦しむテディというキャラクターを演じてきましたね。彼はとても健全とは言えないやり方で病気と向き合っていましたが、うつ状態という点でリッグスとテッドをどのように比較していますか?

クレイン・クロフォード:そうだね。ほら、テディはただの臆病で憐れな小さい男だっただろう。だから臆病心を見透かされないよう、ひたすら見栄を張っていた。かたやリッグスは周囲がどう思うかなど気にしない。だから両者はまったく違うと思ってるよ。テディは自分が何者で何を求めているのかがわからず、役割を演じるうちに自分を見失ってしまった。彼は周囲に与えられた虚像、他人に押しつけられたイメージを演じていたんだね。

一方のリッグスは自己を確立しており、ゆるぎない自信と強固な意志の持ち主なんだが、大切なものをすべて失った過去がある。というわけで2人の演技のベースはまったく異なる。それから僕はテディを哀れに演じたことはないよ。崖っぷちにしがみつきながら、ずるずる落ちていく人間をイメージして演じていたんだ。

それに対してリッグスはフリーフォールのタイプで、まったく違うね。リッグスは演じていて楽しいし、テディはそうじゃない。テディはどう考えても演じて楽しいキャラクターではなかったね。ストレスで胃がねじれそうになったよ。それに皆さんもご存知のように「レクティファイ」は苦悩の過程を描いた作品なんだ。それに比べてこっちは楽しいね。暴れまわったり、車からジャンプしたり、毎晩誰かをぶちのめしたりできて、実に楽しいよ。

「リーサル・ウェポン」より「リーサル・ウェポン」より
© Warner Bros. Entertainment Inc.
 

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■作品情報

タイトル:「リーサル・ウェポン」

放送開始日:第1話プレミア放送(無料放送) :11月6日(日)昼0:00PM、9:00PM

レギュラー放送:11月21日(月)10:00PMスタート
※無料放送のご視聴には、110度CS対応デジタルテレビまたはレコーダーと、BS/110度CS対応アンテナが必要です。


■「Crossfaith」リリース情報

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公式サイト://www.crossfaith.jp/
 
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