リヴ・タイラー、J・アニストンの婚約者主演ドラマに出演決定

映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで知られる女優のリヴ・タイラーが、HBOで放送される新作ドラマのパイロット版に出演することが明らかになった。米Deadline.comが報じた。

リヴが、パイロット版(第一話)への出演契約を結んだのは、HBOの新作ドラマ「The Leftovers」。人々が予想していたものとは大いに異なる"携挙"が起きたことによって人々の生活が乱されていく様子を描いた、宗教色を帯びた作品で、主役は、人気女優ジェニファー・アニストンと婚約中の俳優兼脚本家、ジャスティン・セローが務める。リヴは、結婚を目前に控えているものの、逃げ出したくてたまらないメグという女性を演じる。気持ちが不安定なメグは、不可解なカルト団に目を付けられ、しつこく勧誘されるようになるという設定だという。

「The Leftovers」は、脚本と制作指揮を務めるトム・ペロッタが2011年に発表した小説をドラマ化した作品で、「LOST」を手がけたデイモン・リンデロフも製作総指揮として参加。脚本トムと共同で執筆する。監督は、「バトルシップ」のピーター・バーグが担当する。

父親であるスティーヴン・タイラーがボーカルを務めるエアロスミスの「クレイジー」(1999)で注目されるようになったリヴは、青春映画「エンパイアレコード」(1995)、SF大作「アルマゲドン」(1998)などヒット作に出演。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズには三作連続で出演し、実力派女優としての地位を確立した。年内公開予定の「Space Station 76」「Jamie Marks Is Dead」にも出演している。また、祖母と共同でエチケット本も執筆しており、今秋、米大手出版社ランダム・ハウスから発売される予定。