オスカー俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが急逝！ ドラッグが原因か？

アカデミー賞俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが、米ニューヨークの自宅で死去。46歳の早すぎる死の原因は、ドラッグではないかと報じられている。

1967年生まれのフィリップは、90年代に俳優としての活動を開始。アル・パチーノのアカデミー賞受賞作「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」で注目を浴びると、その後も話題作にて脇役を中心に活躍。2005年には、実在の小説家トルーマン・カポーティを演じた映画「カポーティ」で、アカデミー賞主演男優賞を受賞するなど、実力派俳優として順調にキャリアを築いていた。

しかし米TVGuide他各メディアによると、2月2日午後、フィリップがマンハッタンの自宅で死亡しているところを発見された。死因に関して警察は現在捜査中だが、米TMZなどは、フィリップの遺体はバスルームで下着1枚の状態で発見され、左腕には注射器が刺さったままだったという関係者による詳細な証言を掲載。周囲にはヘロイン袋があったという。彼が長年、依存症に悩まされていたことは明らかになっており、ヘロイン依存症を克服するため、昨年5月には、リハビリ施設に入院していた。

また、その一方で昨年11月には最新出演作「ハンガー・ゲーム2」が公開。続編「The Hunger Games: Mockingjay(原題)」2作への出演も決定している。公式サイトによると、フィリップはほとんどの撮影を終えているとされているが、2014年、2015年にそれぞれ前後編として公開される予定がどうなるかは、現在発表されていない。

長年のパートナーとの間に、3児をもうけていたフィリップ。彼ら遺された家族は、「大好きなフィルを失ったことに途方に暮れる一方で、みなさんからのあたたかい愛やサポートに感謝している」との声明を発表。「どうかフィルをみなさんの心の中にとどめていてください」としている。