ボビー・ブラウン、意識不明になった娘へ「愛情とサポート」を与えるよう呼びかけ

米歌手ボビー・ブラウンが、意識不明で搬送された娘ボビー・クリスティーナ・ブラウンに「必要な愛情とサポート」を与えてほしいと呼びかけている。

ボビー・ブラウンは故ホイットニー・ヒューストンとの間に生まれたボビー・クリスティーナが先月31日に緊急搬送されると、すぐにロサンゼルスに駆けつけた。ボビー・クリスティーナは自宅のバスタブでうつぶせになっているところを発見されたが、意識不明の状態で、ただちに搬送された。ボビー・ブラウンは衝撃的な状況を訴え、家族の気持ちを尊重してくれるようファンに語りかけた。

「この件ではプライバシーをお願いしたい」とボビー・ブラウンは米Us Weekly誌に寄せた声明でコメントしている。「家族をこの件に専念させてほしいし、娘がいま必要とする愛情とサポートを与えてほしい」

ボビー・クリスティーナは脳腫脹を患い、医療行為によって昏睡状態にされている。人工呼吸器につながれており、脳活動の低下で健康が急速に悪化しているとみられている。

米People誌によると、ボビー・クリスティーナは病院に搬送されて以来、意識を回復しておらず、医師団が蘇生は不可能と判断した場合、ボビー・ブラウンは娘を生命維持装置から外す決断を迫られる可能性がある。

「(ボビー・ブラウンは)なぐさめようがない」とある事情通は同誌に語っている。「彼にとって最悪の悪夢だ。ホイットニーを亡くしたことでもつらかったが、今回は百万倍もつらいし、妻と同じ形で娘を失うのはあまりにもショックだ」

ホイットニーさんは2012年2月に死亡。ビバリーヒルズのホテルでバスタブに浸かった状態で発見された。

ブラウン家はヒューストン家と争っていたが、ボビー・クリスティーナを支えるために結束しているという。

「みんなが手を取り合い、祈り、最善の結果を願っている。みんなこの状況を理解しているんだ」と事情通はつけ加えた。