「シンデレラ」リリー・ジェームズ、「バーバリー」の香水広告の新しい顔に

英TVドラマ「ダウントン・アビー」やディズニー映画「シンデレラ」などで人気の英女優リリー・ジェームズ(27)が、英国の伝統ブランド「バーバリー」の香水“My Burberry”の国際宣伝キャンペーンの顔になることが発表された。

これは、この種の大きな広告仕事としてはリリーにとって初めてのもので、キャンペーン用写真の撮影は有力ファッション写真家マリオ・テスティーノが担当し、8月からプロモーションがスタートするという。これまでに「バーバリー」の広告の顔を務めたセレブには、ケイト・モスやカーラ・デルヴィーニュなどの錚々たる名前が並ぶ。

「バーバリーという家族の一員に正式になれて、とても興奮しています。わたしは自分が英国人であることに誇りを持っていますので、この仕事はわたしにとって大きな意味があるのです」と、リリーはメディア向け声明の中で語っている。

「わたしにとって初めてとなる広告キャンペーン撮影は、とても格別なものでした。あまり今からたくさん明かしてしまう訳にはいきませんけれど、自分の様々な顔を見せるのを楽しませていただきました」

リリーは、ファッションに関して昔は自分は暗かったと以前から語っていたので、有力ブランドの広告アンバサダーとしてスタイルアイコンの地位を得たことに少し驚いているかもしれない。リリーは「若い頃に着ていたものは、全部少しダサかったと思うわ」と、2014年に英InStyle誌に対して笑いながら語っている。

「幼児肥満だったのに、恰好よく見えないチューブトップにコンバット、裾が長すぎるオレンジのフレアスカートなんかを着ていたのだもの」

「ダウントン・アビー」に出演したことで人生が一変したリリーだが、今では家から一歩出れば直ぐにカメラが向けられる可能性があるとあって、昔よりは“少しだけでもマシな”着こなしをするようにエージェントからは奨められているそうだ。しかし、今やリリーには、大きなイベントにおいて美しい服を貸してもらえるという役得もある。

「初めて映画試写プレミアに出席するまでは、レッドカーペット用にデザイナーさんから服を貸して貰えるなんて知らなかったもの」と、リリー。「素晴らしいデザイナードレスを着るのは、仮面をしているのに少し似ているかしら。素の自分との間に一枚あることで、守ってもらえている気になるわ」。

リリーにとって2016年もまた忙しい一年になりそうで、現在は来年公開予定の映画「Baby Driver(原題)」を撮影中。すでに撮影が終了している出演映画「Kaiser’s Last Kiss(原題)」の公開や、トルストイの名作古典小説を原作とする英TVドラマミニシリーズ「戦争と平和」の放送も、これから今年に控えている。

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