エマ・ストーンも思わず「オー・マイ・ガッド！」 アカデミー作品賞を逃した瞬間の「ラ・ラ・ランド」関係者の反応を動画・写真で振り返る

現地時間2月26日に開催された第89回アカデミー賞授賞式。アカデミー賞授賞式のクライマックスである、作品賞の発表時、本来の受賞作品は「ムーンライト」であったが、「ラ・ラ・ランド」と間違って発表されるというとんでもないハプニングが起きた。

「ラ・ラ・ランド」と発表されてから、実はそれが間違いであると気づくまでの間は1分54秒。「ラ・ラ・ランド」のキャストや制作陣が舞台上で感動のスピーチをしていたのだが、実は受賞作品が「ムーンライト」であったことに気付いた瞬間のキャスト&プロデューサーそれぞれのリアクションが写真や動画に収められ、ネット上で話題を呼んでいる。

まずは「ラ・ラ・ランド」の主演を務めた俳優ライアン・ゴズリング。

Ryan Gosling reacts as the true winner of best picture "Moonlight" is announced at the #Oscars. pic.twitter.com/QBRso3yHNJ

— AP Images (@AP_Images) 2017年2月27日

「ライアン・ゴズリングが、本当の受賞作品は『ムーンライト』と知ったときの反応」とキャプションが付けられているこの写真でライアンは、明らかに笑いをこらえきれず噴き出している。

そして、同じく「ラ・ラ・ランド」主演の女優エマ・ストーン。ミスを知らされた瞬間の彼女がこちら。

When Emma Stone realizes the twist ending #Oscars #BestPicture pic.twitter.com/nkm1nDLnmE

— Marion Maitland (@nadatostada) 2017年2月27日

エマの声は聞こえないが、口の動きが「Oh my god」と二回ほど驚きの言葉をこぼしているように見える。さらに授賞式後のインタビューでは「私は『ムーンライト』がクソ大好きなの!」と、受賞を譲った作品に賛辞を送った。

■「『ムーンライト』大好き!」と叫ぶエマ


「ラ・ラ・ランド」で、アカデミー史上最年少の32歳で監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルはこんな表情が捉えられている。

when u realize everyone sees through u pic.twitter.com/utndsfcofS

— E. Alex Jung (@e_alexjung) 2017年2月27日

事態が把握できないのか、ショックすぎるのか・・・無表情で立ち尽くしている。

プロデューサーのジョーダン・ホロウィッツは、「ラ・ラ・ランド」の受賞が間違いと分かった瞬間マイクに向かって「間違いがありました。作品賞は『ムーンライト』です。このオスカー像を『ムーンライト』の皆さんに渡せることを誇りに思います」と、神対応を見せた。そして授賞式後のインタビューでは「複雑な気持ちだし、この会場に来たときには予想もしなかったことが起きた。こんなことオスカー史上起きたことがないよね。でも舞台上から、友人である『ムーンライト』のみんなにオスカー像を渡せて嬉しかったよ」と、またも超寛大なコメントを残している。

■神対応のジョーダン・ホロウィッツ