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米CW、USリメイク版「地球防衛団」の放送決定

2013年1月31日
70年代にイギリスで放送された人気ドラマ「地球防衛団」のUSリメイク版が、来シーズン、米CWネットワークで放送されることが明らかになった。同局の看板ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」と「ARROW」のプロデューサーがタッグを組み制作する期待の新作ドラマとして、早くも注目を集めている。

「地球防衛団」は、1973年から1979年まで、英国で放送された子供向けSFドラマ。テレパシーや念力、テレポーテーションなどの特殊能力を生まれつき持つ少年少女たちが、地球を守るため宇宙の悪と戦うという物語。90年代にリバイバル版が制作され、2000年代にはオーディオ版がリリースされるなど、今なお根強い人気を誇るカルト番組である。

CWは1月28日、同局の高視聴率ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のジュリー・プレックと、「ARROW」のグレッグ・バーランティが共同で製作総指揮を務めるUSリメイク版「地球防衛団」こと、「The Tomorrow People」を放送すると発表。グレッグが契約を結んでいるワーナー・ブラザーズTVで制作され、脚本は、「CHUCK/チャック」や「ヴェロニカ・マーズ」を手がけるフィル・クレマーが執筆するとのことだ。

「ドーソンズ・クリーク」を共に手がけたことがあるジュリーとグレッグは、長年に渡り、「地球防衛団」をリメイクする企画を暖めてきたとのことで、大きな期待が寄せられている。

同局では、ほかにも、ジュリーが手がける「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のスピンオフ「The Originals」も来期に放送されるとのこと。また、交通事故により昏睡状態のように見えるが視覚と聴覚はばっちりの家長が、家族のドタバタを見守るという新作コメディ「Blink」も放送されることが明かされた。「Blink」は、「Awkward」のヴェラ・ハーバートが脚本を執筆し、「弁護士イーライのふしぎな日常」のデヴィッド・マーシャル・グラントらと共に製作総指揮を務めるとのことだ。

CWは、来期に大河ドラマ「Reign」と青春SFロマンス「Oxygen」、そしてSFドラマ「The Hundred」の新番組三作を放送することを発表したばかり。
 
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