「フラーハウス」長女DJ、次女ステファニー、親友キミーにインタビュー! 「帰りを待っていてくれてありがとう」

大人気海外ドラマ「フルハウス」の続編となる「フラーハウス」が、Netflixにて2月より好評配信中だ。世界中のファンが待ち望んでいた続編の配信直前に、長女DJ役キャンディス・キャメロン・ブレ、次女ステファニー役ジョディ・スウィーティン、親友キミー役アンドリア・バーバーにインタビューを実施。20年ぶりに復活を遂げた喜びから本作に向けた役作りについて、今後の意気込みまでたっぷり語ってもらった。

1987年から1995年にかけて放映された大人気ファミリードラマ「フルハウス」。妻に先立たれたダニーが3人の娘たちを育てるため、義理の弟ジェシー、親友のジョーイと繰り広げる笑いと感動の共同生活に世界中が夢中になった。続編となる「フラーハウス」は、タナー一家のその後を描いており、大人の女性へと成長したDJ、ステファニー、キミーの3人が子育てに奮闘する姿が描かれる。

米カリフォルニア州パサデナで1月に開催されたTCAツアーで行ったインタビュー。キャンディス、ジョディ、アンドリアの3人は満面の笑みでインタビュー部屋に登場。記者一同「フルハウス」ファンだったことに感激した様子で、一つ一つ丁寧に質問に答えてくれた。


――Q:　日本にもたくさん、みなさんの帰りを待ってた人がいます。まずは日本のファンに一言お願いします。

ジョディ・スウィーティン(S):ずっと忠誠心を持ってくれて本当にありがとう。私たちも大好きだった番組を、日本でこれほどの人気で支えてくれてうれしいわ。私たちの番組がいろいろな国で受け入れられることはとても名誉なこと。文化の障害などなく、とても成功していることは素晴らしいわ。

キャンディス・キャメロン・ブレ(CB):日本の人たちが私たちの帰りを待っていてくれて、喜んでいてくれることにとてもワクワクするわ。本当にありがとう。

アンドリア・バーバー(B):私たちも日本のファンのみなさんが大好き。ありがとう。



――Q:　今回はみなさん3人が中心となるドラマですが、番組がまた制作されるということと、自分たちが主人公だということを初めて聞いたときどう思いましたか?

CB:新しい番組が始まることが現実だとわかった時、とても興奮したわ。あの番組は私たちが子供の頃から一緒に成長してきた番組で、世界中のみんなに愛されていたから。(あの頃)あのキャラクターをまさに生きていたし、愛していた。だから大人になってカムバックして、またあのキャラクターを生きることが出来るということは、私たちみんなにとっての贈り物のような感じがするの。たくさんのファンの人たちがいなければ実現出来なかったことだわ。

S:長い間、話はあったけれど、ようやくこうして実現できてここにメディアの人たちといることが出来る。第1シーズンを終えてとても興奮しているし、少し非現実的な感覚もあるわね。


――Q:　新番組が制作されることは前からわかっていたのですか?

B:再結集して映画を作る話とかはあったけれど、なんだかしっくりこなかったの。でも、まったく新しい番組を作ることに関してはみんなとてもワクワクしたし、またやりたいと思ったわ。こんなのクレイジーよね。このキャラクターたちをまた生き返らせることが出来るなんて。私たちの想像を超えていたわ。




――Q:　大人になった今、キャラクターとは離れて自分なりの人生を歩んだわけですが、子供の頃と比べて、今となってはキャラクターと自分は違うと思う部分はありますか?

CB:子役でTVに出演していることと大人になって俳優として働いていることとは全く違うことなの。子供の時は、もし止めたいと思ったら止めることもできたけど、大人になるとただの仕事ではなく職業になる。情熱も持っているし大好きなんだけれど、自分にプレッシャーもかけるし、番組が面白くなるための責任も負っているし、もっと上手くなるように勉強もしている。だから私としては子役の時とは全く違う経験を積んでいるわ。

S:今は、自分自身が人生経験を積んでいるからそれをキャラクターに生かすことが出来る。視聴者はドラマに比べると家族をテーマにしたシチュエーションコメディは浅いと思うかもしれないけれど、そんな中にも自分の経験や私という人間を盛り込んだりしたいと思っている。それが出来るわけだからエキサイティングだわ。



――Q:　「フラーハウス」で母親役を演じていますが、実生活でもお子さんがいらっしゃることで、自分の母親としての経験が今の役になんらかの影響を与えていると思いますか?

CB:　みんなにとても影響しているわ。ジョディの役は母親ではないけれど、彼女も実生活では子供がいる。ステファニーは家族の手伝いをしてくれるから、彼女は家族にとって母親のような役割もあるし影響もある。私たちはみんなキャラクターに自分の母親としての感覚を持ち込んでいるの。ただ、キャラクターがすることは私たちが実生活でするのと全く同じでないこともあるけれど、それぞれの(母親としての)感性は入っているわ。というのは、脚本家やプロデューサーたちともよく話し合ったし、キャラクターを作り上げるのに影響していると思う。でも、番組の中ではそれぞれが違うタイプの母親として描いているように心がけているの。その方が深みも出せるし、違った目線も加えられるから。世の中の人がいろいろな子育てをしているということを表現出来るように。子育てには正解も不正解もない。みんな違った方法で素晴らしい子育てを出来るのだから。母親も父親もそのことを理解するのが大切だと思う。安心して自分のやり方を選択すればいいわ。

B:　 番組を通して他の人の子育ての方法を知ることができるしね。キミーは娘に愛されたいし、娘には幸せでいてほしいから、彼女は親として少し甘いの。だから彼女はDJから躾の仕方や規則や限度を教育するための方法を学ぶことが出来る。

CB:　DJの方は逆に時々厳しくなりすぎるから、妹や親友からちょっとリラックして、大丈夫だから、と言われるの。



――Q:　オリジナルのシリーズは190話ありましたが、今回のネットフリックスのシリーズでも200、300話と見たいと思っています。みなさんはどんな意気込みでいらっしゃいますか?

CB:　新番組で?(笑)そうなったらいいわね!お願いします!

S:　オリジナルと同じように、楽しくてエキサイティングで興味深いストーリーとキャラクターがたくさんあるから、みんな同じようにこのキャラクターにも夢中になってくれると思うわ。

CB:　日本のみんながネットフリックスに加入したら200話続くかも(爆笑)。

(終わり)

インタビュー時点では、番組の今後について未定だったが、配信開始直後にシーズン2の制作が決定。このインタビューで3人が意気込みを語ってくれたように、視聴者も「フラーハウス」の今後に期待しているようだ。


【動画】フラーハウス 予告編【吹替版】


■配信情報

「フラーハウス」
Netflixにて好評独占ストリーミング中!

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