【レポート】「インデペンデンス・デイ」続編引っさげ、監督&リアム・ヘムズワースら来日! 地上350mでの会見に「高所恐怖症」のアノ人は…

1996年に公開されるや、世界中で大ヒットを記録したSF映画の20年ぶりとなる続編「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」(7月9日公開)のプロモーションのため、ローランド・エメリッヒ監督、ジェフ・ゴールドブラム、そして新起用となったリアム・ヘムズワース、マイカ・モンローが来日。6月29日(水)、日本で最も宇宙に近い場所=東京スカイツリーの天望デッキにて、来日記者会見を行った。

人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利を収めてから20年。30億人の尊い命を失った人類は、エイリアンの宇宙船の技術を基に地球防衛システムを構築し新たな襲来に備えていた。そして2016年7月。新たに地球にやってきたエイリアンは創造をはるかに超える進化と巨大化を遂げ、重力すらも自在に操り各国の主要都市を次々に壊滅。敵の猛攻撃にさらされ、防衛システムを無力化された人類は、瞬く間に滅亡の危機に瀕していき――。



待望の続編を引っさげての来日となったエメリッヒ監督は、地上350メートルでの会見に、「実は高所恐怖症なんです」と予想外の事実を打ち明けつつも「東京はすばらしいし、大好き。『ブレードランナー』の世界みたいだよ」と絶賛。

SF映画、ディザスタームービーを得意とするエメリッヒ監督だが、意外にも続編を手がけるのは今回が初めて。度々世界を破滅の危機へと導くことから「破壊王」との異名を持つことについて「兄のアンディがよく僕のおもちゃを壊していたから、その反動なのかも」とのジョークを飛ばし、会場の笑いを誘っていた。

エメリッヒ監督同様、オリジナル版からの続投となったジェフ・ゴールドブラムは、音楽を口ずさみながら陽気に登場。「ハロー! ぼくはジェフです。それだけ(笑)」とお茶目に自己紹介したジェフだが、前作との違いについて尋ねられると、真剣な表情で「最大の違いはエイリアンだね。今回、彼らの攻撃には目的があるんだ。今ここでは言えないけど(中略)人間はその攻撃に対し勇気を持って立ち向かう」と説明。愛嬌たっぷりな人柄の中に光る男らしさが印象的だった。



一方、今作から新キャストとして、主役に抜擢されたリアム・ヘムズワースは、同作への出演について、「嬉しかったし興奮したよ。エメリッヒ監督の大ファンだったしね」と興奮した面持ちでコメント。また、ジェフとの共演も大変意義のあるものだったようで「期待以上のものだったよ。彼はエネルギーを与えて現場を盛り上げてくれた」と大先輩たちとの仕事は得るものが多かったようだ。

そんなリアム演じるジェイクの恋人で、ホイットモア元大統領の娘パトリシアを熱演しているマイカ・モンローは、自身の役柄について「パトリシアはハートをもたらしているキャラクターよ。彼女は(1作目で)母を失い、強く成長したの。そしてパイロットというキャリアを選んだわ」「母を亡くし、脚光を浴びながらホワイトハウスで育ったことが彼女のモチベーションになっている」と力強く語った。



本会見では、侵略者が乗った宇宙船の映像が窓に投影されるというサプライズも実施。監督・キャスト陣は写真撮影のため、背後に投影された映像を見ないようにとのお達しがあったが、やはり映像が気になるようで、談笑しあいながら、何度も映像の方をふり返ったりと和気あいあいとした様子だった。


■作品情報

「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー

監督:ローランド・エメリッヒ

出演:ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、リアム・ヘムズワース　

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配給:20世紀フォックス映画

公式サイト: //www.foxmovies-jp.com/idr/