米人気ダンス番組出演中の「glee」アンバー・ライリー、厳しい「glee」のおかげでダンスは余裕！？

米ABCで放送されている人気番組「アメリカン・ダンシングスター(原題:Dancing with the Stars)」に出場中の女優アンバー・ライリー(27)が、出世作である人気海外ドラマ「glee/グリー」で受けた厳しい特訓のおかげで、余裕でダンスができたことを明かした。

2005年より放送されている「アメリカン・ダンシングスター」は俳優やオリンピック選手といった、ダンスに無関係なアメリカの芸能人たちが、プロのダンサーとペアを組み、社交ダンスで競い合うというダンスリアリティー番組。これまで多くの女優たちが出場してきたが、誰もが、激しい特訓にヘトヘトになり、根をあげてきた。

しかし、アンバーは9月16日に放送された同番組のシーズン・プレミアで、笑顔を浮かべながら、リトル・ミックスのヒット曲「Wings」に合わせてチャチャを披露。ペアを組んでいるデレク・ハフとの息もぴったりで、ビヨンセのようなムーブメントも披露し、この夜、最高点である27(30点満点中)を獲得。収録終了後、アンバーは米USウィークリーの取材に応じ、「『glee』の方が『アメリカン・ダンシングスター』より、はるかにキツかったからね」と語った。

この言葉を聞いたパートナーのデレクは、「数週間後に、また同じ質問をしてあげてよ」と冗談っぽく発言。「アメリカン・ダンシングスター」は、駒を進めるごとにレベルが高くなり、リハーサル・セッションが厳しいものになると、アンバーに警告した。アンバーも、「この番組は生放送で、収録は一度しか行われない。だから、どんどんキツくなっていくのでしょうね」「『glee』は11人もの人たちと一緒に踊っていたから、一人ダメだと、何度も撮り直しさせられたわ。編集もできたし」と語り、生放送でワンテイクしかチャンスを与えられない「アメリカン・ダンシングスター」を、決して舐めているわけではないことを明かした。

デレクは前シーズン(シーズン16)に)ケリー・ピックラーと組み、見事優勝。教えることが上手いダンサーとして知られている。アンバーは、そのデレクに絶賛されており、「彼女は教えられたことを、きちんと覚えて、自分のものにすることが得意なんだと、すぐに気がついたよ。前の日に教えたことは、きちんと自分のものにしている」「ボクたちは(ペアとして)、どんどん良くなるよ。彼女に叫び声をあげさせてやるさ!」と、期待を持たれている。

「アメリカン・ダンシングスター」シーズン・プレミアには、「glee」で共演した、クリス・コルファーやジェナ・アウシュコウィッツ、ケヴィン・マクヘイル、アシュリー・フィンクが応援に駆けつけた。アンバーは、「みんなを見て、沢山のエネルギーをもらったわ。家族が来てくれたんですもの」「ダンスを披露しているとき、彼らは目の前にいたのよ。前の席には座らないでって頼んだのに、ね!」とキュートに明かした。

【動画】 「アメリカン・ダンシングスター」アンバー・ライリー、リトル・ミックスの楽曲「Wings」で華麗なチャチャを披露