リンジー・ローハン、実は共通点の多い大女優エリザベス・テイラーを演じる?

米男性誌「プレイボーイ」の表紙とグラビアで、マリリン・モンローに扮してフルヌードを披露したことが話題となったばかりのお騒がせセレブ、リンジー・ローハン。彼女が、今度はハリウッドの伝説的女優、エリザベス・テイラーを演じる可能性があることが明らかとなった。

米Deadlineによると、リンジーが出演交渉に入っているのは、「Liz & Dick」。同作は、米ケーブル局LifetimeのオリジナルTVムービーとして制作されるという。

絶世の美人女優として人気を博し、映画「バタフィールド8」でアカデミー主演女優賞を受賞したエリザベス・テイラー。昨年惜しくもこの世を去った彼女は、恋多き女性としても有名だった。

1963年の映画「クレオパトラ」で、エリザベスは共演者のリチャード・バートンと恋に落ちて一大スキャンダルに。当時、ビッグスター2人のW不倫は大いにゴシップ記事を賑わせた。その後、1974年の離婚を挟んで、2度の結婚生活を送った2人は、ハリウッド史に残る大恋愛カップルとして人々に記憶されており、8度の結婚と7回の離婚を繰り返したエリザベスにとって、11本もの映画で共演もしているリチャードが、最愛の伴侶だったと言われている。

また、晩年のエリザベスは、エイズ予防の慈善活動にも熱心で、マイケル・ジャクソンとは親しい友人であったことが知られている。だが、病気がちだった彼女は、2011年3月23日に心不全のために79歳で死去した。

実は、リンジーとエリザベスには共通点が多い。ステージママに育てられ、幼い頃から子役として活躍。早くに名声を得て人気者となるが、長じてドラッグなど数々の問題行動、恋愛スキャンダルなど、私生活でゴシップを振りまく存在となる──そう考えると、エリザベスを演じる女優としては、まさにリンジーが適役?

かつて映画「フォーチュン・クッキー」「ミーン・ガールズ」などで女優としても魅力を振りまいていたリンジー。最近はすっかりダーティなお騒がせセレブのイメージがついてしまったが、共感できること間違いなしの伝説の女優を演じることで、ぜひ起死回生を狙ってほしいものだ。