「WITHOUT A TRACE」アンソニー・ラパリアが新メロドラマに出演

人気クライムサスペンス「WITHOUT A TRACE / FBI失踪者を追え」でジャック・マローン役を演じていたアンソニー・ラパリアが、ABCの新作ドラマに主演することが明らかとなった。

米Hollywood Reporterによると、アンソニーが主演することになったドラマは、ABCがパイロット制作を決めたメロドラマ「Americana」。この作品は家業を継いだ伝説的ファッション・デザイナー、ロバート・サウルターの物語。アンソニーはロバート役を演じる。

アンソニーのほかにも、ブロードウェイ「Spider-Man: Turn Off the Dark」に出演していたが、ケガをしたため降板させられた女優のナタリー・メンドーサのキャスティングが決まっている。ナタリーは30代の美しいビッチを演じるとのこと。

脚本はTV映画「Empire State」を手がけたマイケル・サイツマンが執筆し、「クリミナル・マインド FBI行動分析課」のマーク・ゴードンらと共に製作総指揮も務める。また、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「ソルト」を手がけたフィリップ・ノイスがパイロットを監督する。

「WITHOUT A TRACE」でFBIの上級捜査官でNY支局失踪者捜索班のリーダー、ジャック役を演じていたアンソニーは、2009年に番組が終了した後、映画界で活躍。人気アニメ映画「ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊」でトウゾクカモメのアルファ・スクーアの声を演じたり、年末に公開される予定のクエンティン・タランティーノ監督の新作映画「Django Unchained」にも出演している。

2012年度パイロットシーズン、コメディからもドラマからも引っ張りだこだったというアンソニー。数多いオファーの中から彼が選んだ「Americana」は、かなり期待が持てそうである。