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映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」ジョナ・ヒル初来日インタビュー[その2] 「僕の映画キャリアのなかで一番誇りに思っているシーンはこの映画で撮られた」

2014年1月31日
>>インタビュー[その1] 「映画の見どころは“ブッ飛びぶり”かな」からの続き


Q: 撮影で大変だったことはありますか?

A:
いろんな意味で大変な撮影だったよ。キャラクターも難しかったし。ぼくは、ドニーの人に対する接し方にとっても抵抗があって、撮影の後は毎日すごい罪悪感に苦しみながら家まで運転してたよ。すごいイヤな奴なんだ。


Q: 映画のなかでは、レオもジョナも常にドラッグによるハイな状態でいましたが、いつもハイな役というのはいかがでしたか?

A:
体中のエネルギーを奪われてしまって、疲労困憊だった。それでもつづけなければいけないから、自分のなかからその力を見つけ出してこなければならない。撮影の前に、プロデューサーのエマが、ドラッグの専門家と会う機会を作ってくれたんだ。ドニーのように、多種のドラッグ中毒になったら、どのような状態になり、どのような言動になるのかを教えてもらった。


Q: お気に入りのシーンはありますか?

A:
ぼくの映画キャリアのなかで、一番誇りに思っているシーンはこの映画で撮られたんだ。最後のほうでレオと寿司を食べているシーンがあるんだけど、ぼく達が築き上げた全てが喪失する直前の、一時代の終わりを告げる、象徴的な場面なんだ。ジョーダンが盗聴器を付けているため、二人とも内心思ってることは口に出せなくて、何気ない会話をしているけど、本心はもっとずっと悲しくて、全然違うことを言いたいと思っている。



Q: ドニーのような証券マンのライフスタイルに対する憧れはありますか?

A:
まったくないね。むしろ逆だよ。


Q: 毎日キレイな女の子たちに囲まれて、お酒飲んでパーティして。

A:
だって今もキレイな女の子たちに囲まれてるよ(笑)
ぼくが目指すものはクリエイティブなものなんだ。創造や、友達、家族など、ぼくにとって大事なもののために人生を捧げているんだ。この映画に出ているような人たちは、それとは正反対の価値観を持っている。


Q: 今後はどんな役に挑戦していきたいですか?

A:
今までと同じ挑戦をしていくよ。それは、今までと違うことに挑戦していくこと。それによって成長して、俳優としての実力を上げていきたい。



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■ ストーリー

貯金ゼロから26歳で年収49億円へ!栄光と豪遊の10年間の果てに男が見たのは、人生の天国か地獄か――?

ウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダン・ベルフォート。学歴もコネも経験も無かったが、誰も思いつかない斬新なアイディアと、一瞬にして人の心を掴む話術で瞬く間に成り上がっていく。26歳で証券会社を設立、年収49億円を稼ぎ出し、常識を超えた金遣いで世間を驚かせた。すべてを手に入れ、“ウォール街のウルフ”と呼ばれた男にはしかし、ダイナミックな成功以上にセンセーショナルな破滅が待っていた――。


■ 公開情報

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
2014年1月31日(金) 全国ロードショー

監督:マーティン・スコセッシ
製作:マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ
原作:ジョーダン・ベルフォート著 「ウォール街狂乱日記-「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」(早川書房刊)
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、マーゴット・ロビー、ジャン・デュジャルダン、ロブ・ライナー、ジョン・ファヴロー、カイル・チャンドラー
配給・宣伝:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
c2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト //www.wolfofwallstreet.jp/
 
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