社会派ドラマ「ニュースルーム2」日本語吹替声優・郷田ほづみ&石塚理恵インタビュー[その1]「テンポが早いのでひたすら練習してます」

「ソーシャル・ネットワーク」の名クリエイター、アーロン・ソーキンによる報道現場を扱った社会派ドラマ「ニュースルーム2」が4月7日(月)よりWOWOWにて放送開始となる。それに先駆け、TVグル―ヴでは本作の日本語吹き替えを担当する声優 郷田ほづみさんと、石塚理恵さんにインタビューを行った。

本作「ニュースルーム」は、米TV界の架空のニュース専門チャンネルACNの看板番組「ニュースナイト」の制作現場で働く人々を、タイムリーな時事問題、知的でスピーディな会話、洗練された演出を満載して描く全米大ヒットドラマ。2013年9月に行われた第65回エミー賞で、主演のジェフ・ダニエルズがドラマ・シリーズ主演男優賞に輝いたことでも話題となっている。

そのジェフ・ダニエルズ演じる主人公ウィル・マカヴォイの吹き替えを担当するのが、声優の郷田ほづみさん。そしてウィルの元恋人で仕事仲間であるマックことマッケンジー・マクヘールを担当するのは石塚理恵さんだ。

シーズン1から本作を担当している2人は和気あいあいと、和やかなムードでインタビューに応じてくれた。


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Q. シーズン1から久々にスタジオに戻った感想は?

郷田(ウィル役担当):
約1年ぶりだけど、久々に戻ったという感じがないですね。この作品は1本収録すると、長編の映画を吹き替えたような感じがします。

石塚(マック役担当):
本当ならあっという間の期間なのに、たくさん撮った感じがしますね。

郷田:
その分この作品に思い入れもあるし、スタッフやキャストたちが戦友のような感じです。


Q. シーズン2のみどころを教えてください

石塚:
シーズン1は1話でひとつの事件を取り上げてきたけど、シーズン2は少し雰囲気が違います。

郷田:
同時進行でいろんな出来事が進んでいくので、シーズン2は続けて観ていく楽しみがありますね。ある出来事から遡って話が進んでいるので、“なぜそうなったのか”ということが明らかになってきます。

それから、アメリカ人特有のジョークを交えたトークというのもオシャレでいいな～と思いますね。




Q. シーズン2で新たな課題など、役を演じる上で挑戦することはありましたか?

郷田:
役柄がニュースキャスターなので、普段使わない言葉が出てきます。それから吹替えなので自分の間合いで話せないし、テンポがはやいので大変ですね。ひたすら練習しています。

石塚:
新たな課題というのはないけど、「わからない言葉をどう理解して自分のものにするのか」が引き続きの課題ですかね。それから私の演じるマックは、表情がころころ変わって起伏の激しいキャラクターなので、そこを自然に演じられるように頑張っています。

郷田:
あとは、なんとか収録を夜8時までに切りあげるっていう…(笑)　頑張ってますけどね。

郷田:
向こうの役者さんが早口で、他の人が喋っているときに被せてくる演出が多いんですよ。

石塚:
だから別撮りもあったりするので、他の作品に比べて収録時間が長いんです。


Q. ウィルとマックは元恋人関係で仕事仲間ですが、シーズン2では二人の関係は発展するのでしょうか?

郷田:
どうなんだろう…?シーズン1は思わせぶりなこともあったけど、作品が続くと決まっている以上は簡単にはくっつかないんじゃないかと思いますね(笑)　元の鞘に収まるのがいいとは思いますが。

石塚:
ウィルもマックもお互いのことを引きずっているので、上手くいったらいいのになあ…と思いますね。


>>続きインタビュー[その2]最近の気になるニュースは?はこちら





■ 放送情報

「ニュースルーム2」
4月7日(月)スタート(全9話) [第1話無料放送] [WOWOWプライム]
　毎週月曜 夜11:00　[二]
　毎週火曜 深夜0:00　[字]