ジャスティン・ビーバー、またも差別発言動画が流出！ あの大物は「カナダ人なら仕方ない」とあきれ顔[動画]

15歳のころに撮影された、黒人を差別する言葉を連呼する動画が流出し、即座に謝罪する事態となったジャスティン・ビーバー(20)だが、また新たに別の差別発言動画が流出した。


米TMZは新たに、当時14歳だったというジャスティンが、自らのヒット曲「ワン・レス・ロンリー・ガール」の歌詞に、黒人に対する差別用語(通称“Nワード”)を盛り込んだ替え歌を歌う動画を公表。動画の中で幼いジャスティンは、「寂しい黒人がひとりいる」と、Nワードを連発。さらにジャスティンの歌には、かつて白人至上主義を掲げ、有色人種に対し殺人をも含む残虐非道な行為を行った団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」までもが登場。「黒人を殺したら、KKKの一員さ」「寂しい黒人がひとり減るよ」と歌うという唖然とするような内容だが、動画には周囲の笑い声も収録されている。

【動画】黒人差別用語を替え歌にするジャスティン・ビーバー


同メディアによると、ジャスティンは数年前、自身のメンターである先輩アッシャー(35)とウィル・スミス(45)に対し、この動画の存在を告白。その際、アッシャーは人種差別の歴史をジャスティンに教え、Nワードがいかに大きな意味を持つか、ジャスティンに教えたそうだ。ジャスティンは先日、発表した謝罪文の中でも、「ぼくはひどい言葉をジョークにして繰り返すことが、問題ないことだと思っていました」、「友人や家族のおかげで、ぼくは自身の過ちから学び、成長し、間違いに対して謝罪を行いました。いま、これら過去の間違いが公になり、ぼくは気分を害してしまった方々に対し、再び謝罪をする必要があります」と語り、軽率だった過去の自分から成長したことを強調していた。

また、これら一連の騒動に関して、オスカー女優ウーピー・ゴールドバーグ(58)が発言。ジャスティンがアメリカ人ではなく、カナダ人であることを挙げ、「Nワードは、カナダじゃそれほど大した意味を持たないのよ」と、ジャスティンを突き放すとも、擁護するとも取れる発言をしている。実際にウーピーがカナダでの撮影に参加した際、若い女性が「Nワード」を書いてよこし、彼女が監督に抗議するという経験を例にし、ウーピーは「カナダの黒人と、アメリカの黒人はまったく別のグループに属している」と断言。「カナダじゃNワードはコンビニって意味なのかしら?」というジョークにまでしている。

一方ジャスティン自身は、二度目の動画流出後、インスタグラムに「あなたの罪が重いなら、間違いを告白しよう」という文面をインスタグラムにアップしている。過去の行いとはいえ、手痛い失態となってしまったようだ。