クリステン・スチュワートが快挙！ 米女優として初めて仏セザール賞を受賞

「トワイライト」シリーズで知られるクリステン・スチュワート(24)が、仏セザール賞で米女優として初めて助演女優賞を受賞した。

クリステンは最新出演作「Cloud of Sils Maria(原題)」での演技が高く評価された。フランスのアカデミー賞といわれるセザール賞授賞式は20日、パリ市内で開催された。

ユニフランス・フィルムズ社の公式Twitterによると、クリステンは助演女優賞を授賞する際、「感激のあまり圧倒されていた」という。

オリヴィエ・アサイヤス監督による同作には、仏女優のジュリエット・ビノシュや米女優のクロエ・グレース・モレッツも出演。20年以上前に出演して有名になった演劇のリバイバル公演に出演を決意し、苦しい立場に追い込まれるジュリエット扮するベテラン女優を描く。

クリステンは授賞式のバックステージで米Variety誌とのインタビューに応じ、さらにもう1本のフランス映画に出演することを認めたが、それ以上の詳細は明かそうとしなかった。今後数年は仏映画界との関わりが続くとみられ、同国での仕事がとても気に入っているようだ。

「ここフランスでは、ハリウッドとは全然ちがう理由で映画が作られていて、ここでの理由のほうが少し好きだわ」とクリステンは同誌に語っている。

クリステンは「トワイライト」シリーズで演じたベラ・スワン役で大ブレイクしたが、他の出演作と特別扱いはしていないとも話している。

「いつも受ける質問は決まっていて、どんな役を演じたいか、最新作ではどんな決断をしたかというものばかり」とクリステンは最近、米Interview誌で語った。

「たとえば、人間の女の子と恋に落ちるバンパイアが主人公の人気映画シリーズに出ると、『本気で真剣な女優にもなれると証明したいか?』なんて聞かれる。でも、『わたしって、本気で真剣な女優じゃないの?』と感じることがある」

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