イギー・アゼリア、ツアー延期の理由は「私がサイコパスだから」！？ 強すぎるこだわりからの葛藤を説明

オーストラリア出身の人気ラッパー、イギー・アゼリア(24)のツアーが延期。イギー自身はその理由を、「私がサイコパスだから」と説明している。

元々は今年4月より、自身初となるアリーナツアー「Great Escape Tour」を予定していたイギーだが、日程は9月開始に変更。イギー自身がその理由を、出演したラジオ番組の中で説明した。米Perezhiltonが伝えている。

「ツアー延期は、私がサイコパスだからなの」と口火を切ったイギー。サイコパスとは、精神的に異常な状態の人物のことで、反社会的であったり、良心や善意に欠けたりといった特徴が挙げられる。イギーはどうして自身をこのような言葉で評したのだろうか?

「これは私のはじめてのアリーナツアーだから、たくさんやることがあって、私も多くのクリエーティブな決定を下さなくちゃいけなかったの。私たちは特製ステージを組んでいるのよ。こういうときは、たいてい6か月くらい準備期間がいるの。私のツアーは4月にはじまるはずだった。なのに(ステージの)組立をはじめてもいないの。半年もないわ。とにかくタイトで、どんな犠牲を払っても、間に合わせなくちゃってなってしまった」

「だから私は考えたの。チケットやファンの都合に敬意を払い、心に描いたものとは違う、ファンと約束したものとも違うショーを行うか。あんまり盛り上がらない、しょぼいショーをするか。それとも日程をずらして、絶対的に最高のショーをするか。私が心に描いたものをね。はっきりしてたわ、私は延期を選んだの」

結局は自身の強すぎるこだわりから、イギーは心苦しい選択をすることになった、というのが実情のようだ。「普通のステージにしたくない。(中略)観客が友だちに語れるものにしたい」「忘れられないものにしたい」とその理由を語ったイギー。特に決して裕福ではないティーンを強く気遣い、「払ったチケット代以上のものに」という信念から延期を選んだ“自分勝手”な一面こそが、イギーが自身を“サイコパス”と呼んだ理由なのかもしれない。