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「私はラブ・リーガル」主演女優ブルック・エリオット来日インタビュー[その1]「ジェーンとデビーを演じるのはチャレンジングだけど楽しいわ」

2012年8月1日
ハートウォーミング・コメディ「私はラブ・リーガル」のヒロイン、ブルック・エリオットが初来日。念願のインタビューが実現しました!

「私はラブ・リーガル」は、交通事故死してしまったモデルのデビー(ブルック・ドーセイ)の魂が、同じ瞬間に心停止状態になった弁護士ジェーンの体に入ったことから、ジェーンとデビーの周囲の人々との関係をめぐって、様々な出来事が巻き起こり、観る人をハッピーな気分にさせる癒し系ドラマ。ブルックは、賢いジェーンとオシャレなデビーの2人分を好演。いよいよ8月2日から、WOWOWプライムにてシーズン3がスタート。

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Q. 「私はラブ・リーガル」は、法廷もの、女性のライフスタイル、ラブストーリー、コメディ、ファンタジー、そしてミュージカルと、様々な要素を取り入れた新しいタイプのドラマで、とても魅力的だと思います。ブルックさんはどう思われますか?

ブルック: まさに、あなたが言うとおりだと思うわ。コメディの部分は私も大好きだし、あと泣かせる部分とかロマンスの部分、ドラマの要素もあるしね。また、踊って歌えるのも魅力。その全てがあるから、この番組が好きだし、作品のメッセージもとても良いと思うわ。

Q. これまでに撮影した、このドラマの中のミュージカル・シーンで特に印象に残っているのは?

ブルック: シーズン3の冒頭がすごく気に入っているわ。「Don’t Leave Me This Way」というナンバーを、ぜひ楽しみにしていてね!

Q. ジェーンとデビーの2つの人格を演じる上で難しい点、反対に、楽しい点について教えてください?

ブルック: やっぱり一人のキャラクターが、もう一人の中に入っているということは、すごくチャレンジングなことよね。全てがデビーの視点から描かれるわけだから、魂は一つなので、二人の魂が戦っているわけではないのよね。毎回、台本を読んだ時に、デビーはこれをどういう風に感じるのか、デビーが何を知っていて何を知らないのか、何を学んだのかといったことを必死に自分の中で分析して演じているの。大変だけれど、そこが逆に楽しいところでもあるわ。

Q. ジェーンの姿になったデビーが、ジェーンの知識から浮かんできた賢い発言をする時の表情が好きなのですが、あの表情はブルックさんが考えたものですか?

ブルック: ええ、そうよ。急に自分が知らなかった知識が口から出たりする驚きもあるし、エキサイトするんじゃないかなと思ったので、そういう表情を自分で考え出したの。

Q. ジェーンの中にデビーの魂が入ったことで、2人の良い面が合わさって、とても魅力的な女性になっていると思うのですが、現実ではあり得ない状況とはいえ、演じているブルックさんは、ジェーン、デビーそれぞれに、どんな変化が生まれていると思いますか?

ブルック: デビーはジェーンの体の中に入ったことによって、今までとても自己中心的で、そして無知なところがあったのが、だいぶ変わったわね。成長することができたんだと思うわ。ジェーンは今までかなりシャイで、不安を感じていた部分がたくさんあったのが、やる気とか元気、自信みたいなものがついたわ。両方がお互いを助け合っているのね。

Q. 話が進むごとに、ジェーンの過去が少しずつ明かされていきますが、シーズン3で発覚する新しい事実は何かありますか?

ブルック: シーズン3では、ジェーンの中のデビーが、昔のジェーンの彼氏に出会うんだけど、デビーは彼が誰だか分からない。だけど、もちろん彼はジェーンだと分かるわけで……。そこがポイントかしらね。


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(取材/文: 清水久美子)