イアン・マッケランに死亡説が浮上！ 主演最新作のプロモーションで起こった勘違いについて語る

「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」シリーズで魔法使いのガンダルフを演じた英俳優のイアン・マッケラン(75)は、新作映画「Mr. Holmes」で年老いた名探偵シャーロック・ホームズを演じる。しかしその撮影中、ひょんなことから死亡説が流れて話題となった。

イアンは同作でロバート・ダウニーJr.やベネディクト・カンバーバッチも演じたホームズが高齢になった姿を演じている。そのプロモーションの一環として、イアンの写真が英The Times紙に掲載されたが、勘違いした人々は少なくなかったようだ。

「若い頃を演じるときのメイクは大変だった。すごく時間がかかったよ。(年老いたときのものは)すばらしい写真を撮ってくれた。The Timesの一面に掲載されたよ」とイアンは英Total Film誌で振り返った。

「みんな、私が死んだと思ったんだよ! The Timesの一面に私の写真が載っていたんだ。何か大きなことが起こらない限り、このページに掲載されることはない。先日、ある手紙が届いた。『まだ生きているの?』とね」

またイアンは、同作に出演を同意した理由を、キャラクターとしてのホームズが「面白い」と思えたからだとも語った。特にその弱さと個人的な問題に興味を覚えたという。

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イアンはこれまで、ガンダルフ役のほかにも「X-MEN」シリーズのマグニートーなど、数々の有名なキャラクターを演じてきた。しかしこの2つの仕事をこなすのは簡単なことではなかったという。「X-MEN」と契約したことで、「ロード・オブ・ザ・リング」への出演がやがて取りやめになるところだったようだ。

「『X-MEN』第1作に出演することはすでに合意していた。でも突然、『X-MEN』のスケジュールが変わって出演できなくなった。(「ロード～」の監督)ピーター(・ジャクソン)に電話して、『すまない、(「X-MEN」の監督)ブライアン・シンガーにイエスと言ってあるんだ』と伝えた。すると彼は、『何かあったときのために空けておくよ』と言ったんだ」とイアンは語った。

幸い、万事がうまくいき、ブライアンは「ロード～」の撮影が遅れたとしても、「X-MEN」のスケジュールには差し支えのないように取りはからってくれたという。

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