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スピルバーグの超大作海外ドラマ「Terra Nova」の予告編がものスゴイことになっている

2011年4月30日
米FOXが今秋より放送を予定しているドラマシリーズ「Terra Nova」。巨匠スティーヴン・スピルバーグが手がけるSF超大作だが、その予告編が公開され、これまでヴェールに包まれていたその姿が次第に明らかになってきた。

映像は西暦2149年のある街の様子から始まる。「我々の最も暗い時間(In our darkest hour)」というテロップが表示され、破壊され荒廃しきった街をさまよう人々。事故か戦争か災害か、定かではないが、人類史上、最悪の出来事が地球を襲ったようだ。

人類に残された「唯一の望みは8500万年前の過去にある」というテロップが表示され、「Terra Nova(新しい地球)」行きの、巨大な乗り物のようなものに移動する人たちの姿が映る。どうやら2149年に起きた危機の原因は遠い過去にあり、一部の人たちはタイムマシンのような装置で過去に戻り、その危機を未然に防ごうとしているようだ。

次の画面では、ついに「Terra Nova」の姿が明らかになる。そこは人類が誕生する遙か前の世界。彼らはそこで集落を作り、新しい生活を始めようとしている。

そこに登場するのが、巨大な恐竜たち。人間が恐ろしい恐竜に追われているシーンで予告編は終わる。

【動画】「Terra Nova」予告編 - 恐竜が! タイムマシンが!


劇場大作映画の予告編かと見間違うような壮大なスケール感と圧巻の映像の数々。人類滅亡の危機をテーマに、スティーヴン・スピルバーグの代表作である映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「ジュラシック・パーク」を掛け合わせたような内容で、従来のテレビ作品のスケールとはまったく次元を異にした作品であるという印象を受ける。

否が応でも期待が膨らんでしまう「Terra Nova」はこの秋に全米FOXで放送スタート予定。ジェイソン・オマラ(「Life On Mars」)、シェリー・コン(「幸せの始まりは」)、ランドン・リボイロン(「Life Unexpected」)、スティーヴン・ラング(「アバター」)らの出演が決まっている。

米国で「Terra Nova」の制作・放送が順調に進んだ場合、米国外のマーケットにも輸出されるのは間違いないだろう。日本上陸が今から待ち遠しい。
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