ショーン・メンデス、初来日インタビュー! 若い世代の子たちへ届けたい大切なメッセージとは

カナダ出身の人気シンガー・ソングライター、ショーン・メンデス(18)が初来日を果たした。

デビュー・アルバムとセカンド・アルバムが2作連続全米1位を獲得するなど、18歳にして数々の功績を残し、ネクスト・ジャスティン・ビーバーとも称されるショーン・メンデス。今回、日本デビュー・アルバム『イルミネイト』のプロモーションのため待望の初来日を果たした。そして2月27日には、東京・渋谷にて一夜限りのプレミアム・ショーケースを行った。

そんなショーンに、TVグルーヴは単独インタビューを実施。初めての日本滞在の感想、歌手になったキッカケ、コラボが予定されている友人ナイル・ホーランのこと、そして10代の子たちへ伝えたいメッセージなど、たっぷり語ってもらった。


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――初めての日本はいかがですか?

すばらしい時間を過ごしているよ! みんなとても歓迎してくれてうれしいよ。


――何かビックリしたことなどはありますか?

ビックリしたのは、日本がぼくの出身地であるカナダ・トロントに似てると思ったことかな!


――インスタグラムで拝見したのですが、日本のトイレにビックリしたそうですね。

そうなんだ! トイレから熱帯雨林のようなサウンドが聞こえてきたんだ! おもしろかったよ(笑)!

The toilets in Japan have built in speakers that play rainforest sounds to make you comfortable! 10/10 Japan!

Shawn Mendesさん(@shawnmendes)がシェアした投稿 - 2017 2月 27 12:03午前 PST

――覚えた日本語を披露していただけますか。

アリガトウゴザイマス、サイコー、ニッポンダイスキ、ニッポンサイコー、アイシテマス、アイシテル! がんばってるよ!


――2月27日にプレミアム・ショーケースを行いましたがいかがでしたか?

アメイジングだったよ! 観客のみんなすばらしかった! ファン、スタッフ、そしてメディアもたくさん来てくれたんだ。観客の中に大人の男の人を見かけるのもクールだったね(笑)。大人の女性も(笑)! みんな音楽を楽しんでくれてよかった。そしてショーの後メディアのみなさんに会ったんだけど、すごく褒めてくれてうれしかったよ。


――観客のみんなと一緒に歌っているのもステキだなと感じました。

そうなんだ! アルバムが発売されたら、みんなもっと歌えるようになると思う!


――ライヴは体力を使うと思いますが、体力づくりで特別なトレーニングはされていますか?

クロスフィット(コア体力を強化する運動)をやっているんだ。クレイジーなくらいとってもハードなんだよ。今日もちょっとだけやったよ。大事なのは一貫して毎日続けることなんだ。


――そして、カナダの留学親善大使に任命されたそうですね。任命された感想はいかがですか?

とてもすばらしいことだよ。たくさんの人がカナダに来て、そして日本とつながりを持つことはすてきだよね。


――カナダのアピールポイントを教えていただけますか?

とてもサポートしてくれるコミュニティーだと思うんだ。先生たちは生徒たちの成長をとても助けてくれるんだよ。パーカー先生は、ぼくが歌うことを後押ししてくれたんだ。もし先生の後押しがなかったら、歌の道には進んでいなかったと思う。カナダ人はとても理解があって、決めつけたりしないんだ。そういう人もいるかもしれないけど、少ないと思うよ。


――そもそも歌手になろうと思ったキッカケは何だったのでしょうか。

なんだろう。歌うことにとてもハマったんだよ。よくYouTubeで色んな人が歌うのを見ていて、ぼくもやりたいって思ったんだ。まずギターの弾き語りを始めて、そしてYouTubeに投稿したんだ。それから作曲もしたくなったんだ。それから規模がどんどん大きくなっていったんだよ。


――影響を受けたアーティストはいますか?

エド・シーラン、ジョン・メイヤー、ジャスティン・ビーバー、ブルーノ・マーズ…たくさんいるよ!


――それが今のスタイルにつながっているんですね。

うん、全部の要素を組み合わせられたらいいなと思っているよ。


――最新アルバム『イルミネイト』はどんな作品になっていますか?

成長する(大人になる)ことがどういうことなのかを表現したアルバムになっているよ。大勢に見守られながら成長するってどんな感じなのか、男女の関係や、みんなに起こりうるような歌もあって、みんなが共感できる内容になっていると思う。とてもリアルなぼくが表現されていると思うよ。

#IlluminateOniTunes worked so hard on this album finally get to share it.go download now guys

Shawn Mendesさん(@shawnmendes)がシェアした投稿 - 2016 9月 22 8:41午後 PDT

――ショーンさんの楽曲は18歳とは思えないほどとても詩的で、ロマンチックで、メッセージ性が強い印象ですが、そういったアイディアやメロディーはどうやって生まれるのでしょうか?また、それは実体験に基づいているのでしょうか?

実体験に基づいた曲もあれば、そうでない曲もあるんだ。子役の俳優がやっていることと似ているかも。彼らはある感情、例えば悲しみだったり、よろこびだったりを求められれば、自然とその感情を表現できるよね。ぼくもそんな感じなのかも。


――恋愛ソングも多いのですが、ショーンさんの理想のタイプの女性はどんな人ですか?

世界中を飛び回っているから、それを理解してくれる人がいいな(笑)。そして面白くて、一緒に学び成長できる人がいいな。過去にしがみつかずね。



――「ワン・ダイレクション」のナイル・ホーランとのコラボがウワサされていますが、曲作りの進捗はいかがですか?

まだ何もできてないよ(笑)。体調を崩してセッションをキャンセルしたことがあったんだ。でもたくさん遊んでいるよ(笑)。いくつかアイディアはあるけど、まだスタジオ入りできていなくて…。スタジオ入りすれば、たくさん曲を書くと思う。


――どんな曲にしたいっていうイメージはありますか?

あるよ!でも教えない(笑)。

@niallhoran is a lad

Shawn Mendesさん(@shawnmendes)がシェアした投稿 - 2016 11月 20 10:45午後 PST

――ショーンさんは3年連続で「最も影響力のあるティーン25人」に選出されています。今の10代の子たちへ送りたいメッセージは何かありますか?

ぼくが毎日考えていて、人生でも大切だと思うのが、自分らしくいるということだね。本当に言いたいことや、やりたいことを変えてしまった途端、周りはぼくのことを間違って捉えてしまうんだ。そういうことが起こるんだよ。みんなが好きっていう君は、実は本来の君ではないっていうことがある。それは幸せじゃないと思うよ。たとえ時間がかかったとしても、人に何を言われても、君は君らしくいるべきなんだ。そして最終的には上手くいくし、何よりも幸せだし、真実であるべきなんだ。



――とても励みになる言葉だと思います。

みんなメディアの発信することにとらわれすぎていると思う。セレブの動向を気にしたり、彼らに憧れている人がとても多いよね。でも君たちが将来を担っているんだ。今のティーンたちが将来を支えているんだよ。ぼくの妹もいずれそういった現状を目にするようになる。常に自分らしくいないといけない。周りと同じじゃダメだと思う。


――最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

TVグルーヴをご覧のみなさんこんにちは、ショーン・メンデスです! インタビューを気に入ってくれたらうれしいです。みんな愛しています。



(インタビュー終わり)
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【動画】ショーン・メンデス「トリート・ユー・ベター」