ブラッドリー・クーパー主演「アメリカン・スナイパー」2015年2月21日公開決定＆特報解禁！ 米軍史上最強の狙撃手の真実を描くヒューマン・ドラマ

「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」で二度のアカデミー賞®監督賞に輝くクリント・イーストウッドの最新作「アメリカン・スナイパー」の日本公開が2015年2月21日(土)に決定、特報映像が解禁された。

本作は、ハリウッドでいま最も輝く名優ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強と謳われた伝説の狙撃手クリス・カイルの真実を描くヒューマン・ドラマだ。

銃弾を装填する音から始まる映像は、常にターゲットに照準を合わせる主人公と、戦地での手に汗握る緊迫感をリアルに描く。だが、そこは“生と死”が隣り合わせの世界。生きる喜びと証がフラッシュバックで挿入されるが、次第にその照準は、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子供へと向けられていく…。

【動画】映画「アメリカン・スナイパー」特報映像


本作は、13週に渡りニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの元隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)の映画化だ。

クリスは米軍のイラク活動において、その腕前で多くの同胞を救い“レジェンド”の異名を持つ人物。だが本作は、単なるヒーロー物語ではない。彼の腕前は敵の知るところとなり、クリスの首に賞金をかけられ、反乱兵たちの標的となる。一方、故郷に置いてきた家族を思い、遠い戦地にいながらも良き夫、良き父でありたいというジレンマも抱えていた。2003年～2009年までの間で、過酷な遠征は4回。そして戦地から引き上げ妻子の元へ戻った彼は、戦争の傷を拭えずにいるのだった。

クリス・カイル役には、「世界にひとつのプレイブック」「アメリカン・ハッスル」で二度のオスカー・ノミネートを果たしたブラッドリー・クーパーが務め、共演にはシエナ・ミラー、ジェイク・マクドーマン、ルーク・グライムス、ナヴィド・ネガーバン、キーア・オドネルらが配役。アメリカが今直面する問題に真っ向から挑んだ意欲作は、今年12月25日に北米で限定公開。その後2015年1月16日に全米公開という興行を設定していることもあり、2015年のアカデミー賞レースの大本命との呼び声が高いと米各誌が報じている。

プロデューサーとして自ら映画化権を獲得したブラッドリー・クーパーは、撮影に当たって、厳密な食事制限とカイルの同僚であったネイビー・シールズとともに過酷なトレーニングも敢行し、体当たりで役作りに臨んだ。賞レースについてクーパーは、「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」とコメント。カイルのストーリーを正しく描くことが何よりも大事だと説く。

これまで様々な作品で“人間の本当の姿とは?”“本当の正義とは?”を作品のテーマとしてきたイーストウッド監督。本作でどのようなドラマを見せてくれるのか。日本公開は、現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日。賞レースの牽引役を担うか、世界中の注目が集まる。


■ 公開情報

「アメリカン・スナイパー」
2015年2月21日(土)全国公開

オフィシャルサイト://www.americansniper.jp
配給:ワーナー・ブラザース映画
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