【ヘレン・ミレン「黄金のアデーレ 名画の帰還」舞台挨拶動画】名女優が本作への出演を決めた理由とは・・？

アカデミー賞女優のヘレン・ミレンが2年ぶりに来日。10月24日(土)、映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」の舞台挨拶に、本作監督のサイモン・カーティスと共に登壇した。

本作は、グスタフ・クリムトの名画をめぐる感動の実話を描いた作品。11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズ他で全国公開予定。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品に選出されている。

【動画】ヘレン・ミレン「黄金のアデーレ」舞台挨拶


映画「REDリターンズ」以来、2年ぶり2度目の来日となるヘレン・ミレン。2006年公開の「クイーン」で、実話に基づくエリザベス女王の苦悩や葛藤を表現し、アカデミー賞主演女優賞を受賞した名女優。本作では、クリムトが描い伯母アデーレの肖像画(通称「黄金のアデーレ」)を取り戻すべく、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを演じている。

辛い過去と向き合いながらも、確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな姿を見事に演じきったヘレン。「数多くのオファーはあるけれど、“良い”オファーは少ないの」と告白。しかし、ミレンが演じたアルトマンは、彼女の中の女優魂が「素晴らしい役」だと訴えるほどのものだったそうで、出演を決めたとのこと。

また、いつまでの美しく輝く秘訣も告白。「私は若くないし、寝起きなんて輝いていないわ」とジョークを述べながらも、「この世界は美しく、この地球で生きられることに感謝している」「テクノロジーの発展を見続けたい・・・この好奇心こそが活きる活力なのかもしれない」といつまでも若くいられる理由を明かした。

ヘレン・ミレン主演、サイモン・カーティス監督作品「黄金のアデーレ 名画の帰還」は11月27日より全国ロードショー。



※舞台挨拶レポート記事はコチラ↓


【動画】映画「黄金のアデーレ　名画の帰還」予告編


■ストーリー

アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天した。訴えた相手は、オーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた――。

■公開情報

映画「黄金のアデーレ　名画の帰還」
11月27日(金)TOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー

監督:サイモン・カーティス　「マリリン　7日間の恋」
脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル
出演:ヘレン・ミレン「クイーン」(アカデミー賞主演女優賞受賞)、ライアン・レイノルズ「あなたは私の婿になる」　ほか
配給:ギャガ

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