「スター・ウォーズ」故キャリー・フィッシャーの愛犬の扱いをめぐり物議！ 「キャリーの功績とは無関係・・」！？

2016年12月に死去した、映画「スター・ウォーズ」のレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャー。彼女には溺愛していた愛犬「ゲイリー」がいたが、彼女の死去後、愛犬の取り扱いについて少々もめているようだ。

TMZによると、ゲイリーは飼い主であったキャリー・フィッシャーが亡くなった後、彼女のアシスタントであったコービー・マッコインの元に引き取られ、それ以来コービーと暮らしているという。

問題となっているのは、コービーがゲイリーをキャリーのファンの前にたびたび登場させようとしている点。実際にコービーは以前、コミコンにゲイリーを連れていきファンと交流させようとしたが、「スター・ウォーズ」を制作しているルーカス・フィルムがコミコン側にそれを阻止するよう指示を出し、結果としてファンの前にゲイリーは登場しなかった。

また4月に行われたイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」で、ルーク役のマーク・ハミルがゲイリーを舞台にあげようとしたが、このときもキャリーの娘で女優のビリー・ロードの反対により実現しなかった。このような事実が他にも複数あるという。

娘ビリー・ロードの関係者によると、キャリーの家族は彼女がどれほどゲイリーを愛していたかはよく分かっているが、キャリーが亡くなった今、ゲイリーは犬以上の何者でもなく、動物にキャリーの功績を反映させるのは間違っていると感じており、“安っぽく”なってしまうと思っているという。

キャリーの元夫ブライアン・ロードは、現在の飼い主であるコービーに、ゲイリーを見せびらかすのをやめれば、謝礼として月に250ドル(約2万7500円)を支払うとオファーしたが、コービーは承諾しなかった。さらにブライアンは、コービーが管理しているゲイリーのインスタグラムアカウントを消すようにとも申し入れているという。

今後ゲイリーの露出がどうなるかはわからないが、12月15日公開の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の監督ライアン・ジョンソンは先日、同映画にはゲイリーへのオマージュが登場すると話しているため、少なくともスクリーン上ではもうすぐ見られることになる。

ゲイリーのインスタグラム

Just watched the new trailer of The Last Jedi and my mom looks more beautiful than ever. #garymisseshismom #garyloveshismom #garyloveshisfans #garyfisher #thelastjedi #starwars

Gary Fisher the Dogさん(@garyfisher)がシェアした投稿 - 2017 10月 9 7:36午後 PDT