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セレーナ・ゴメスがプロデュースしたドラマ「13の理由」に対し、自殺した娘の父親が悲痛な訴え

2017年12月19日
セレーナ・ゴメスと、「13の理由」出演者たちセレーナ・ゴメスと、「13の理由」出演者たち
@selenagomez / Instagram
ティーンの娘が自殺した理由は、ドラマ「13の理由」のせい。ある父親による、ドラマや関係者への批判が話題だ。

同名の原作小説をもとにしたドラマ「13の理由」は、今年3月、NETFLIXにて配信を開始。“ティーンの自殺”というセンシティブなトピックを扱った本作は、同世代を中心に支持を集めながらも、一部からは「悪影響」との批判を浴びていた。

主演キャサリン・ラングフォード(21)のゴールデン・グローブ賞ノミネートが発表され、シーズン2の制作もスタートする一方で、娘を失った父親の主張が話題に。RadarOnlineに対して、悲痛な胸のうちをあかしている。

ジョン・ハーンドンさんは、今年4月、15歳だった娘ベラさんを自殺で亡くした。娘が亡くなった直後、ジョンさんはベラさんが死を選んだのは、ちょうど「13の理由」を立て続けに視聴したあとのタイミングだったと把握。作品が彼女の選択に、影響を与えたと主張している。

ジョンさんはメディアに対し、「13の理由」のプロデューサーである女優セレーナ・ゴメス(25)に、「作品から手を引き、NETFLIXを止めるよう」申し入れたという。しかし彼女からの返答はなかった。ジョンさんは、セレーナ・ゴメス、NETFLIXらに対し、「精神的に参っているティーンはそこら中にいて、それはあなたにとっての友人、姉妹であるかもしれないことを、念頭におくことが重要」と訴えている。

「セレーナ・ゴメスもNETFLIXも、誰もがこのことを理解しているわけではないと知っておく必要がある。鬱と戦う人々の中には、タイミングの悪さから、“きっかけ”になってしまうこともある」

ジョン・ハーンドンさんは、金銭を求めてNETFLIXらに訴訟を起こすつもりはないことを強調。その一方で、セクハラ騒動においてすぐさま「ハウス・オブ・カード」から主演俳優ケヴィン・スペイシーを降板させたNETFLIXを、「偽善者」と批判。セレーナ・ゴメスが生体腎移植を明らかにしたことについても、「“私、かわいそうでしょ?”と言いたいだけで胸糞悪い」と、厳しい言葉を投げかけている。
 
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